呉バリアフリーツアーセンター
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呉バリアフリーツアーセンターの活動状況や、呉市内の観光バリアフリー情報を掲載してきます。

車椅子で帰省しよう

2017年08月28日 11:47   呉バリアフリーツアーセンター
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こんにちは。瀬戸口です。早いもので間もなく9月です。

過ぎ行く夏を名残惜しみつつ、近所の祭りに出かけてきました。

さて、少々気が早いのですが今日のテーマは「帰省」です。

まもなく年末年始の航空便予約の受付が始まります。

各種早期割引運賃とLCCの登場によって、多様な選択肢のある航空便。

都市中心部へのアクセスと抜群の定時性が魅力の鉄道。

車椅子での帰省を

これから年末年始にかけてルポしていこうと思います。



二人でカフェに行きたい

2017年08月21日 15:24   呉バリアフリーツアーセンター
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残暑お見舞い申し上げます。なんかとても蒸し暑いです。

呉バリアフリーツアーセンターの瀬戸口です。

長期の旅行はなかなか行けない私ですが

最近は妻を連れて、海沿いドライブによく行きます。

昨日は、所用で広島にでかけました。

「オシャレなカフェでお茶したい」と妻のリクエスト

折しも日曜日、あふれる人波をかき分けつつ

炎天下の本通を二人でグルグルグル…暑かった。

オシャレで「車椅子でも入れる」カフェってなかなかないんですね。

妻が「ここがいい」と指さした先には、入口に2段の段差。

「あそこ」、階段のみの2階。

んー、無理でした。

チェーン店なら安心確実なんですが、そういう事ではないらしい。

コーヒー一杯ってこんなに遠かったっけ



旅行を楽しくするアイデア

2017年08月17日 14:12   呉バリアフリーツアーセンター
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こんにちは。呉バリアフリーツアーセンターの瀬戸口です。

残暑お見舞い申し上げます。

今日はあなたの旅行を楽しくするアイデアをご紹介します。


1.長い期間出かけるか、ちょくちょくでかけるか

お金をかけて遠くへ長い期間出かけるか

それとも、1回あたりは安くともたくさん出かけるか

高齢や障害のゆえになかなか出かけられないという声をよく聞きます。

もちろん、遠距離・長期の旅行もいいのですが、

一年の我慢は結構なストレスです。使えるお金もかぎられるそんな時、

一回あたりの費用を抑えてちょくちょく行くのも一つの手です。

例えば、四国のお遍路さんも一時に回ると時間がかかりますが

何回かにわけてお参りしたっていいのです。出かけるたびに新しい発見が

あるのも旅の良いところ。(この方法では費用の「総額」は膨らむ傾向にあります)


2.旅する時間を楽しむ、「格安・長期」の旅

新幹線や特急に乗らず、在来線を乗り継いだり、高速にのらず国道を辿ってみる。

旅する時間こそがメインイベントです。体力とセンスが必要な上級者向けです。


3.一点豪華主義の旅

例えば、食事がメインイベントなら宿は素泊まりで座席夜行とか

滞在先でお買い物したいから 飛行機は安くしたいっていうのがこれです。

費用総額を抑えつつ、しっかり満足したい方におすすめです。

但し、条件により旅行日の指定や切符・航空券の変更が効かないなどのデメリットもあります。

 
高齢でも、障害があっても旅行を諦めなくていいんです。

年一回じゃなくても、貧乏旅行じゃなくてもいいんです。

一緒に楽しい旅行のカタチ、つくりましょう

相談お待ちしています 



どこに行こう

2017年08月07日 14:01   呉バリアフリーツアーセンター
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暑中お見舞い申し上げます。皆様お住まいの地域、台風は大丈夫でしょうか?

呉バリアフリーツアーセンター 瀬戸口です。

さて、世の中は夏の行楽シーズン真っ盛りですね。

どこかお出かけになりましたか?あるいは予定は決まりましたか?

このブログを書いている瀬戸口も車椅子なんですが

この時期の悩みは「出かけられる場所が少ない」こと。

混雑する観光地も、テレビや雑誌で話題のお店も

なかなか勇気が必要です。

一番困るのは、現地に行ってみるまで楽しめるかどうかわからないこと。

これは私の実話なんですが、妻と流行りのカフェに行ってみたところ、

なんと入口は階段、入れなかったのでドリンクをテイクアウトしました。

テイクアウトできるんだからいいじゃないかと思う方もいるかもしれません。

でもせっかくワクワクして出かけたのに、入れなかったら

ちょっと悲しいですよね。

そんな時はお出かけ前にぜひ、バリアフリーツアーセンターにご相談ください。

地元密着&全国ネットワークで、あなたの「行きたい」にお応えします。



車椅子と外出3

2017年07月22日 12:30   呉バリアフリーツアーセンター
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さて、このシリーズも今回で最後にします。

車椅子で飛行機に乗ったり、エスカレーターに乗ったりしたとき、

なぜにそれが世間の耳目を集め、またもめるのか。

この種の問題でよく言われるのが

「障害のある人の利用を排除するのがおかしい」

「障害のある人への配慮の為に健常者が不利益を被るのはおかしい」

これはどちらも言っていることとしては正しいのです。

健常者も障害者も等しく社会の一員ですから、障害の有無を理由として

不利益を被るのは不公正です。

また、障害者の利益の為に健常者が一方的に我慢せよというのも

同じく不公正です。

飛行機に乗る場合で言えば、

目的は飛行機に乗って移動することです。

チケットの購入に加えて「事前通知」が必要なのはたしかに面倒です。

けれども、ここで「事前通知」がないとサービスが受けられないなら

「通知」を拒むことは得策とは言えません。

「事前通知」をすることは差別の追認なのか。そうではありません。

健常者と異なる取り扱いをすることについては、別途その是非を議論すべきなのです。

航空会社としては、お客のほうから「支援がいらない」と言われるなら

他の乗客に提供する範囲のサービスで対応するまでです。

エスカレーターの利用についていえば、目的は上階又は下階への移動です。

安全かつ快適に移動ができるかどうかが問題です。

店によって利用が禁止されていれば、まずはそれに従うべきで

禁止の正当性はまた別の問題です。

他人から見て危険にみえるものについてはどうするのか。

危険に「見える」だけで、客観的な禁止もなされていないなら

車椅子のままの利用を妨げられることはないでしょう。

私が思うに、この種の問題で、健常者・障害者がともに見落としているのは

「現在の状況下における最善の解決策は何か」であり

制度の不備云々、またはそれに対する反論や種々の議論は

また別の問題です。

サービス利用おけるサービス事業者の不手際を以て、

無条件・無限定・無制限の権利や差別を叫んでも

もめるばかりで、目の前の問題は解決しません。

必要なサポートを必要なだけ、手順を踏んで求めることは悪くありません。

一人一人のお客さんがサービスを作り、それを使うことでよくなっていくのです。

車椅子の人もそうでない人も、楽しく快適で安全な旅を。