呉バリアフリーツアーセンター
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呉バリアフリーツアーセンターの活動状況や、呉市内の観光バリアフリー情報を掲載してきます。

バリアフリーで楽しむ道後温泉その4 外湯と商店街を楽しむ

2023年12月07日 12:46   呉バリアフリーツアーセンター
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おはようございます。瀬戸口です。道後温泉を取り上げる4回目。
今回は、外湯(公衆浴場)と商店街についてとりあげます。

道後温泉の外湯としては

●道後温泉本館
●道後温泉別館 飛鳥乃温泉
●道後温泉 椿の湯があります。

上記三つの外湯施設のバリアフリーについては、松山市のウェブに記載が
あります。市役所のウェブに案内があるところ、さすがは温泉地です。

これら三つはよく知られているのですが、今回ご紹介したいところがもう一つ、
それが、「いこいの家」です。上記「椿の湯」のすぐ隣にあります。
松山市が管理する、身体障害者・知的障害者・被爆者の方及び介助の方向けの
公衆浴場です。入浴券の購入前に、受付で手帳をご提示ください。

ここは個室タイプの公衆浴場(全2室)で、脱衣場まで車椅子で入れます。
浴室内にはシャワーチェアがあり、浴槽には手すりがついています。
利用の「目安」は1時間。予約はできません。
浴室内は滑りにくい仕上げです。這って移動する方や仰向け・横になって
利用される方は浴室マットのようなものがあるとよいかもしれません。

ゆっくりお風呂に浸かったあとは商店街を散策。
お土産屋さんで、お茶菓子とみかんジュースを購入。
お茶菓子には「道後夢菓子噺」(むかしばなし)を購入しました。
このお菓子は、飛鳥乃温泉の特別浴室を利用したお客さんに提供されていると、
お土産屋さんのPOPにありました。
飛鳥乃温泉の特別浴室は、道後温泉本館にある皇族専用浴室を模した浴室と
いうことなのですが、一部階段があるということで、
お茶菓子を買ってお接待気分です。
みかんジュースも宿に持ち帰り頂きました。美味しいですね。
720mlのジュースがあっという間に身体に染み渡りました。

バリアフリーなのは、温泉だけではありません。
道後の商店街を歩いていると軒先にカラフルな車いすマークのステッカーを貼った
お店がたくさんありました。
調べてみると、松山市を中心に職種や職域を超えて集まったビジネスパーソンの
コミュニティ「たてヨコ愛媛」さんの取り組みのようです。

ステッカーを掲示できる条件は

●入口幅が70cm以上あり、車椅子で入店できるお店
●バリアフリーに完全に対応できなくても「手伝ってもいいよ」という
お店だそうです。

完璧なバリアフリーでなくてもいいから、車椅子の方や子育て世代が
気兼ねなく入れるお店を探そう、ということで始まったこの取り組み、
松山・道後に限らず愛媛県内一円・高知県でもたくさんのお店が
協力しているそうです。これは、わかりやすくていいですね。

「心のバリアフリーマップ」
というステッカー掲示協力店の検索サイトもあり、
「グルメ」、「ショップ」などのカテゴリーや、松山市内、東予・西予などの地域で
検索できます。
もっとも道後の商店街に関しては、協力店舗が多くどの店も親切なので
ステッカーを目印にふらっと立ち寄ってもよさそうです。

そういうわけで、旅情・交通・湯宿・バリアフリー、いずれの面でも
道後は大変おすすめの観光地です。


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