呉バリアフリーツアーセンター
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呉バリアフリーツアーセンターの活動状況や、呉市内の観光バリアフリー情報を掲載してきます。

【写真】イルミネーションロードくれ 今年も始まりました

2021年12月22日 12:53   呉バリアフリーツアーセンター
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おはようございます。何と週末はクリスマス、早いですね。
そして、この時期といえばイルミネーションですよね。
と、いうことで今年も呉の中央公園で開催されている

イルミネーションロードくれ2021

(呉観光協会のWebが開きます)

に行ってきました!?というか寄ってきました(帰り道なので)
夜の澄んだ空気に、澄んだLEDの光もなかなか映えますね。
写真の腕がイマイチなのはご愛嬌。今年の開催期間は2022年1月2日まで
だそうです。

中央公園で季節のイルミネーションを見終わると、ちょうどよく
日本伝統のイルミネーション、もとい屋台の赤提灯も見えてきます。
冷えた体を温めるにはぴったりですからこちらもどうぞよろしく。
ではまた次回。 


写真をクリックすると別ウィンドウで拡大写真を表示します。
添付画像
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中間とりまとめから考える無人駅 その3

2021年12月12日 11:28   呉バリアフリーツアーセンター
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さて、「中間とりまとめから考える無人駅」の3回目です。
そろそろまとめましょう。

その1
その2

「無人駅」問題は、駅のスムーズな利用を妨げる「バリア」があるにも関わらず、
「無人」であるためサポートを得ることも困難で、利用を著しく制約される事が
問題となっているのです。

そこで国土交通省が、事業者や障害当事者との意見交換を通じて
「中間とりまとめ」を出しました。
●障害当事者への案内・情報提供のあり方
●駅の利用に関する事前連絡のあり方
●乗務員による乗降介助の実施
をポイントにして、障害の有無に関わらず無人駅でも、
安心して利用できる環境を整えようという事が書かれています。

ここまでの議論を概観して、これからの無人駅のあるべき姿は

長期的には障害のある人や高齢者、外国人を含めて利用客が
●できうる限り特別な援助を要さず利用が可能であること
●必要な援助については、過不足なくこれを求め、また得ることが可能であること
●設備上、または制度上の不備によってスタッフに負担を強いるものでないこと
●都市と地方で各々実情を踏まえつつも、サービス水準に著しい格差を生じないこと
が求められると思います。

そのうえで、無人駅の問題はバリアフリーだけの問題ではなく、
鉄道という社会の「システム」の問題でもありますから、
資金や人員など限られたリソースをどこにどれだけ配分するか?
設備導入に伴う費用負担、車両構造やダイヤ変更に伴う輸送密度や
収益性の変化などを踏まえた「地に足のついた」議論が必要です。
事業者・行政任せではなく、障害当事者もしっかり考えていく必要があります。

バリアフリーが大事だ、自由な移動は人間としての権利だ、ということも
言われるようにもなりました。ですがそろそろ、障害のある人や高齢者を含めて
「その先」の、「実現するために何が必要か?自分たちは何をどれだけやるか」
という議論をする時期にあるとおもいます。



【話題】JR西日本 列車とホームの隙間埋める可動式スロープを実証実験。車椅子単独乗降へ期待。

2021年12月01日 13:59   呉バリアフリーツアーセンター
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おはようございます。瀬戸口です。12月ですねぇ。
さて今日の話題は、JR西日本が開発を進めていた可動式スロープの
試作機がこのほど完成し、ゆめ咲線 桜島駅(大阪市)での
現地検証が始まったというものです。

JR西日本 2021年11月 社長会見

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/211117_07_kaiken.pdf

ホームに埋め込まれた可動式スロープが列車の到着に合わせてせり上がり
乗降口の段差と隙間を埋める仕組みです。スロープにはセンサーが付いており、
はりだし量は列車の乗降口までの距離と高さに応じて調整されるそうです。
スロープの展開・収納も全自動、 稼働にかかる時間もわずか5秒足らず
「あらゆる段差・隙間の両方を全自動で可変的に埋める装置は鉄道事業者で初」と
JRも期待を寄せています。

鉄道が日本に来て約150年。例えば、駅が作られた時代によって
ホームの高さが違ったりします。
線路の上を走る車両も、扉の数が多く詰め込みの利く通勤車両から、
乗降口にデッキがついて扉の数が少ない特急車両などいろいろあります。
列車の床は列車の混み具合によっても上下動します。
車体は左右に傾くこともあります。
隙間を0mmとすると、列車とホームがぶつかり、運行に支障がでます。
列車とホームの間の段差や隙間を埋める。一見簡単そうにみえるかもしれません。
今ある設備を活かしつつ、列車を動かしながらバリアフリー化を図るのは
なかなかの難事業です。

では、ホームの隙間・段差対策として、どのようなものが理想的なのでしょうか?

●ホームと列車間にある隙間や段差が埋められること
●全ての旅客が安全・スムーズに乗降できること
● 必要な時だけ使えること(通過列車に干渉しない)
●車両や施設を損傷しないこと
●故障しにくく、メンテナンスが容易であること
● 地方・閑散線区でも導入・利用が可能であること

まだまだ課題が多くあります。普及にも時間がかかるでしょう。
技術者の方にバリアフリーに関心を持っていただくことはもちろん、
障害当事者の方にも、技術に対する関心を深めてもらって
ともに課題の解決にむけて取り組めるようになるとよいですね。 



【お出かけ情報】おもちゃ王国を遊び倒しました

2021年11月25日 14:07   呉バリアフリーツアーセンター
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さて、おもちゃ王国編の第2回です。到着がお昼だったこともあり
まずは、お昼ご飯にしました。

食事のできるお店は3種類、ご飯もの・麺類・スナック類があります。
晴れた日は屋外席も良さそうです。注文・配膳はセルフです。
私たちがお昼を食べたのは、「レストラン パクパク」
入口は急角度のスロープになっています。(おそらく元々階段だった)
車椅子の場合自力で上がるのは困難だと思います。

息子はお子様ランチ、 私と妻は岡山名物と聞くソースカツ丼にしました。
子ども用いすはアンパンマンが描いてありノリノリで座ってくれました。 
お子様ランチは完食。(お皿が)ピカピカ〜と満足顔です。

我が家的メインイベントの「こどもスタジオ(NHK)」、
「機関車トーマスSTEAMアドベンチャー」の
パビリオンは、館内もフラットで車椅子でも遊べます。
この2つのパビリオンは、入園料とは別料金です。

「機関車トーマスSTEAMアドベンチャー」は遊びながら
光の反射、テコの原理など科学や技術・数学やリベラルアーツを学ぼう
というプログラムで2歳の息子には少々早かったかもしれませんが、
トーマスと仲間達に会えて大満足の様子。年中以降と思われるお子さんたちも
たくさんいました。大好評のようで、来年2月までの会期延長が
決まったようです。

「こどもスタジオ」ではNHK Eテレでおなじみのガラピコぷ〜や
ワンワンに大興奮。他にもいろんなおもちゃが置いてあります。
ニコニコ歓声を上げながら遊ぶ息子をみると、
雨の中連れて行った甲斐もありました。(こども、なかなか帰りません 笑)
入場に当たって車椅子のタイヤをスタッフの方が拭いてくれます。
(靴を脱いで入ります)

この後、雨がおさまったので、機関車トーマスの豆汽車や、
空飛ぶ象さんにも乗り(息子・妻)、結局閉園時間まで遊び倒しました。
30-40代のお父さんには胸アツなミニ四駆のパビリオンもあります。

父さん(私)こそアトラクションには乗らなかったものの、
満足度は高かったです。スタッフさんも親切で、
これからも地域の遊園地として頑張ってほしいなぁ、と思います。



【おでかけ情報】おもちゃ王国(岡山)

2021年11月24日 14:02   呉バリアフリーツアーセンター
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こんにちは、瀬戸口です。寒いですねぇ。気がつけばもうすぐ12月。
時の流れが早く感じるのは歳のせいでしょうか(ボソッ)

今日はお出かけ情報として、岡山県玉野市にあるアミューズメントパーク
「おもちゃ王国」をご紹介します。

遊びの創造ランド おもちゃ王国 (omochaoukoku.co.jp)

「おもちゃ王国」は、おもちゃ・遊びをテーマにした
ファミリー向けアミューズメントパークで、
広島・呉からは自動車でおよそ片道3時間です。
我が家が行ったのは祝日前の月曜日、
天候がすこぶる悪かったにも関わらずそこそこの賑わいでした。

障害者手帳をお持ちの方及び介助者1名は、入口ゲートで手帳を提示すると
割引料金の適用を受けられます。(フリーパス含む)
今回は雨だったのでフリーパスは買いませんでした。

園内には、コースターやメリーゴーラウンドのようなアトラクションの他
様々なおもちゃであそべる「おもちゃパビリオン」があります。
施設面でいうと、パビリオンの入口やアトラクション乗場には段差があります。
お子さんが車椅子等の場合は、保護者、同行者の方による移乗になると思います。
大人の場合は、同行者の手を借りて、段の登り降りができるかどうかで
遊べるものが変わってくると思います。

次の記事では、遊びに行った様子や感想をお伝えしたいと思います。