松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

★「松江祭鼕行列」ってご存じですか?

2014年10月14日 09:21   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。秋も本番となりましたが、ここのところ台風も超大型台風が日本列島を直撃しています。たいした被害がないことを祈るばかりです。
今回は、「松江祭鼕行列」の紹介です。
鼕行列は、「松江神社」の例大祭、松江開府を祝う祭りで、鉄の車輪の付いた屋根付き山車屋台に4尺(1.2m)~6尺(1.8m)の鼕(どう)と呼ばれて いる太鼓を2~3台据えて、笛やチャンガラの囃子に合わせて打ち鳴らし、子どもたちが綱を引き十数台で行列をする松江の秋を彩る風物詩です。
夏の終わり頃から夜になると各町内でこの鼕を叩く音が聞こえて来ます。町内毎に鼕の叩き方が違うために練習をしているのです。町内の長老から子供たちへ伝統が伝えられ、連帯感が深まる行事と言えます。
そもそもこの祭りは、江戸時代に松平五代藩主・宣維(のぶずみ)公に京都から岩姫が輿入れされたことを祝い、町民が鼕を打ち鳴らしたことが祭りの始まりと言われています。
そして、現在のように行列をするようになったのは、大正天皇の御大典の時からです。
秋の空にお腹まで響きわたる鼕の音は、松江市民にとってはこだわりのある祭りです。
開催日時は、10月18日~19日です。
【18日】前夜祭/19:00~(大手前駐車場、白潟天満宮前広場)  【19日】鼕行列/13:30出発
開催場所 松江市 松江城周辺~市内一円
前夜祭では、提灯で飾られた中を飛び入りで大きな鼕が叩けるそうです。
子供たちも練習の成果を発揮べく頑張ります。
また、市内を練り歩く行列を堀川遊覧船から見物するのも違った味わいがあります。


 



★中海に浮かぶ大根島にランチと日本庭園散策に行きました

2014年10月09日 13:38   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。朝晩の寒暖の差が大きくなりぼつぼつと紅葉の季節が始まりました。
前回、湖に浮かぶ有人島は?で話題としました「大根島(だいこんしま)」に少しリッチなランチ会と日本庭園の散策に出かけました。
島内には数か所の牡丹円がありますが、今回は、牡丹の花(ぼたん・ボタン)と 高麗人参の里 日本庭園【 由志園 】に訪問しました。
お迎えのバスに乗り込み由志園に到着です。園内は約1万坪あります。
自動ドアの玄関をくぐると館内は、木のいい香りがします。いくつかの建物を通過し、まずは昼食会の会場に到着です。
豪華版?の昼食をとりその後幾つかある館内と日本庭園の散策です。
まずはいったのは、牡丹のお香の匂いがする売店を通り抜けます。次は、土の匂いのする苔園です。ハウスの中には年中牡丹の花がさいているように管理された館もあります。
庭園は、幾つもの橋があり下には川が流れています。金魚も泳いでいます。滝も数か所あります。樹木は松やもみじや藤など四季を通して色鮮やかさが楽しめるように配置されています。
紅葉をライトアップして夜間鑑賞会があるそうです。今年は11月15日(土)から12月6日(土)までの22日間にわたり開催する予定とのことです。開園時間は日没から21:00までです。
秋の夜長はやっぱり美味しい料理とライトアップされた風景でしょうか。それと少しのお酒ですね。
紅葉には時期早い尚といったところでした。ライトアップの証明の配置もLEDを使いデザインも見ものとのことです。
何でも今年は、「黄金の島ジパング」をイメージした世界をシャンパンゴールドに光輝く10万球のLEDで演出します!」とのことです。


園内はの建物の入口、出口は、すべて自動ドアです。また、庭園内も順路はバリアフリーとなっています。
いずれにしても、もう少し寒くなるのを待つことにします。
あっ、そうそう 高麗人参入りのソフトクリームは販売が終わっていました。う~ん、残念です。


写真の紹介です。
由志園1 豪華版のランチ
由志園2 室内のボタンを見る矢野とハウルくん
由志園3 手前に庭園の池と、奥に料亭


写真をクリックすると別ウィンドウで拡大写真を表示します。
添付画像
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「松江水燈路」ってご存じですか?!

2014年10月06日 10:26   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。10月に入り、こちら出雲地方では、「神在月」となり、あちらこちらに神様の気配が漂っています。夜ともなればより感ぜられます。
かの小泉八雲も妖気?漂う中で怪談小説に思いを巡らせたのではないでしょうか。
私などは、より一層日ごろの行いを見直して神様に良い印象を持っていただき縁結びの会議に臨んでいただこうと焦る毎日です。
このお話は次回とさせていただきます。
さて、今回は、「松江水燈路」をはじめとした松江城周辺の夜の夜長を楽しむイベントについてです。
「松江水燈路」とは、約10年前から始まり、9月中旬~10月中旬、毎週土曜日・日曜日・祝日の18:30~21:00にかけて松江城周辺に燈をともし、水と光の幻想的景観が楽しめるイベントなのです。
塩見縄手、武家屋敷、小泉八雲旧居、田部美術館、八雲庵辺りから大手前堀川めぐり乗船場にかけて燈籠が点され、夜間運航する堀川遊覧船の船上からは普段は見ることのない景色が展開されます。
この灯篭は、一つ一つが松江市民の手作りです。絵を描いたり、俳句や川柳などもあったり二つと同じ灯篭はありません。水灯路はこの約400個の灯篭によって照らされます。運悪く雨が降ると残念ながら蝋燭の火もご覧いただけません。悪しからずご容赦下さい。
またこの時季は夜の松江城が開門されます。天守閣に登り、松江の夜景を見るのもライトアップされた松江城を堪能するのも良いでしょう。宍道湖に浮かぶ嫁が島もライトアップしています。
松江市民でもなかなかお目にかかれない絶景であること間違いありません。
写真を2枚添付しますのでどうぞご覧下さい。


すいとうろ1
松江城二の丸上の段。手前に行灯が沢山並んでいて、背景に松江城天守閣が写っています。


すいとうろ2
手前に山陰バリフリツアーセンターの川瀬氏制作の行灯(怪談をテーマにしたもの)があり、背景に行灯数個と、夜神楽が写っています。


写真をクリックすると別ウィンドウで拡大写真を表示します。
添付画像
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あの果実はバラ科なの?

2014年10月02日 11:48   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
秋本番となりましたが、あなたは、「食欲の秋」、「スポーツの秋」、[読書の秋」など何の秋でしょうか。何をするのにもとっても良い季節ですね。
秋は、木本にさまざまな果実が実り、ヒトも動物も当然ながら食は進むといったところでしょうか。
今回は、意外や意外、バラ科の植物は、植物の世界ではとっても幅を利かせている話題です。
バラの季節といえば、5月から6月ですね。最近では、四季咲きも増えています。花の世界でも季節感が薄れて来ています。
園芸の専門家の方に聞けば一度咲きが本来であり花も大きく色鮮やかだということです。やっぱり「旬」はありますね。
また、つるバラの栽培に精をだしている方も多いと聞きます。
さて、今回は、バラ科の植物や果実は今まで思いもよらなく多いということに気が付きましたので紹介します。
バラといえば花は赤く茎はあの痛いとげのある植物ですね。ところが、とげのない木にもバラ科が数多く存在しています。
バラ科の植物は実に多彩です。「えっ!?これもバラの仲間なの?」っていう感じで、園芸や切り花で見かけるバラとはかなり違ったものがあり、今までもっていた印象を受けます。
世界には、北半球を中心に、ほぼ世界中に分布しています。草・木、合わせて約126属3400種もあります。日本にも沢山のバラ科の草木が存在する訳ですね。
私が最初にえっ!と思ったのはヤマザクラです。バラとサクラはどう見ても似つかないところですが、基本形花弁とがくの数が各々5枚であることからは、草本と木本の違いはあれ花の数は大きさの違いはあれ同じです。
もしかして梅も桜に似ているのでそうかと思って調べるとやっぱりバラ科です。
吾亦紅あたりになると想像すら出来ませんね。花みたいに見えるのは第一花ではありませんから...。
サクラ、ウメ、モモなど日本で古くから親しまれている花木類、また、イチゴ、リンゴ、ビワ、梨、サクランボ、杏、かりんなど果実、アーモンドなど種子が食用であるものも多くどれも似た感じの柑橘類と比較すれば色も形もバラエィに富んでいます。
これら全然違うフルーツなのに全部「バラ科」になってしまうのは不思議としか言えませんね。
フルーツバスケットに「バラ科」限定で盛り合わせても形や大きさや色どりもさまざまで、結構見栄えのする「フルーツのセット」が出来あがります。
また、最近では、困ったことに果物・野菜の過敏症を訴える人が増えているといいます。
例えば、桜の花の花粉症の人は、リンゴや梨などの同じバラ科の果実で反応するということです。
アレルギーは、免疫性と考えられますが、同じグループにどんな果実や野菜が属しているのかも考慮しなければならないなんて住みにくい世の中?になったものです。
アレルギーや花粉症には縁のない私は、せいぜい「食欲の秋」を満喫することにします。



湖に浮かぶ有人島は?

2014年09月30日 13:11   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。すすきの穂が風で散る季節ともなれば何気なくモノさみしいものです。
日本の湖に浮かぶ有人島が松江市に二つ存在するという紹介です。
日本の湖に浮かぶ有人島は、中海の大根島(だいこんしま)、江島(えしま)と琵琶湖の沖島の三つです。
中海は、島根県東部と鳥取県西部に接している日本で7番目に大きい汽水湖です。
最近では、急勾配で有名になった江島大橋のべた踏み坂でご存じの方も多いのではないかと思います。
この二つの島は、大山の繰り返される噴火により溶岩が隆起し、その上に火山灰が降り積り形成されているそうです。約12~30万年前のことです。
大根島は、かつては、長い間は、朝廷の牧場として使われていました。
その後、島の火山灰土質が高麗人蔘と牡丹の栽培に適していることにより、松江藩では、特産品として奨励し江戸時代より栽培が盛んになりました。
今でも松江市内には、人参方という役所跡があり、特別な品だったことがわかります。
また、島の名前の由来は、松江藩が朝鮮人参を栽培していたことにより、超高級品であるが故、その存在はトップシークレットであり、栽培場所等は極秘となっていたと推測されます。
松江藩は島で大根を栽培しているとの情報操作を行い、後に大根(だいこ・方言)が多い島、大根島(だいこじま)と呼ばれ始め、そのままの呼称が今日まで続いているという説です。
本来はタコが降ってきた島、蛸島でした。 お隣の江島はむかで島と呼ばれていました。
もうひとつの特産品の牡丹です。土質が適しているのはもとよりですが、高麗人参は収穫するのにも7年かかるということです。また、その後10年は栽培出来ないのです。その間の畑を牡丹栽培としたという訳です。牡丹は農家の方が全国に行商し、販売されていました。
現在では、ヨーロッパにも輸出されています。
高麗人参と牡丹は切っても切れない関係があったという訳です。
ちなみに、島根県の花は、この牡丹です。
二つの島は、昭和40年から始まった中海干拓事業により淡水化が行われて松江市と地続きになりました。
以前は合同汽船という連絡船で結ばれていました。
毎年4月待つから5月にかけての牡丹の花の開花時期には、島が少し沈まんばかりに観光客が訪れています。
ボタン園では、日本庭園や溶岩ドームなどで四季を通しての観光客の誘致をはかっています。
島の生い立ちを知っての観光は、より感慨深いものとなるのではないでしょうか。
次回は、日本庭園と牡丹の由志園のレポートをお送りします。