松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

小泉八雲(へるんさん)のこぼれ話です

2014年07月15日 14:02   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。海開きなど夏本番がまじかの季節です。
小泉八雲(ラフカディオ ハーン)は、松江では、「へるんさん」と呼ばれていました。松江に赴任した時の辞令書に「ラフカディオ ヘルンと書かれていたそうです。当時の島根県の役人も相当の英語力だったと想像します。
八雲は、「へるん」が気に入りその後は、自分でもそう言っていたそうです。「小泉八雲旧居」は少し前までは「ヘルン旧居」と呼ばれていました。
あと「へるんヨウカン」が思いつきます。八雲が好んだようかんで、東京からも取り寄せるくらいだったそうです。
また、晩酌は、ビール大びん1本だったそうで、毎日女中さんが、買いにこられていた。とは、江戸時代から薬局をされているお店の方から伺いました。
ところで、八雲は、旧制松江中学の英語教師として赴任しました。その時の月給は、100円でした。
これは、県知事の次に高い月給でした。
その後、熊本の五高では、松江での倍学の200円でした。家賃は11円。 校長の年収が1800円だったそうですから、八雲のほうが多くもらっていたわけです。
ちなみにその時の校長は、あの柔道の加納治五郎でした。少しミスマッチな感じがします。
八雲は、松江でセツさんと結婚しましたが、実家に仕送りをしていたそうです。給料が安いので、松江は住みやすかったが、仕方なく転勤(?)という噂もあります。
やっぱり、へるんさんも背に腹はかえられなかったようです。
その後は、神戸を経て、東京大学では、450円の月給をもらっています。とんとん拍子に出世したようです。
このようなお話を聞きながら、へるんようかんを味見したり松江をおちらと歩きをしています。
それにしてもガイドさんは、こぼれ話をよくご存じです。
今月末の夜には、松江市内のお寺で、八雲の怪談噺を聞く会などももようされるそうです。肝試しや真夏の夜の涼みのひと時を過ごすのもいいのではないでしょうか。



★出雲かんべの里で陶芸体験をしました(後篇)

2014年07月07日 15:06   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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★出雲かんべの里で陶芸体験をしました(後篇)


ハウル@矢野です。
前篇の続きです。
私は、マグカップに挑戦しました。まず、円柱状の粘土の真ん中くらいのところに両方の人差し指と親指を入れておおよそカップのイメージで広げていきます。
ある程度広げるとあとは、轆轤に乗せて厚さを整えればいいのかと思っていましたが、現実は、とんでもありませんでした。
轆轤の回し方がうまくないのかとっても表面が平らになりそうではありません。お皿の方が簡単かと思い変更しようと挑戦しましたが、やはりでこぼこがなく平たくするのが実に難しく断念し、粘土をもとの形にもどしました。
隣の方もうまくいかない様子でイライラしています。
少し休憩して、先生自家焙煎(?)のコーヒーをいただくことにしました。コーヒーカップは、先生の手作りのようで、ひとつひとつ違った形です。これをもらって帰ればそれでもいいかと思いました。
これから先生のフォローが始まります。
私は、「どっしりしたマグカップが作りたいんですがうまくいきません。」というかいわないかのうちに先生は粘土をいじり始めます。
轆轤の上に置くと「左手で回して下さい。」と言われるので懸命に回します。「もっと早く。」と先生の激が飛びます。必死に回します。5分以上は回したでしょうか。「もういいですよ。」そっと手を伸ばして触ってみるとなんと見事に完成していました。写真を参照してください。
轆轤を回すだけでしたが自分の作品です。
12名中、2名は、先生に褒められていました。フォローなしで合格だそうです。
すべて自力で制作した方は、お花や、星などの模様もつけての完成です。
あとは絵付けや釉薬は次回の行程となります。
私は紙にうわぐすりの色と取っての形状を描いてあとは完成を待つことにしました。先生におまかせです。
結局、何にもしないで轆轤を回しただけです。
今回の参加費は、粘土代750円です。8月のお盆過ぎには、完成して受け取れるそうです。
楽しみに待つことにしました。先生は、「いつでも遊びに来て下さい。」とおっしゃってくれました。
何回でもつけや釉薬などもしてもよいそうです。コーヒーだけ飲みに来てもよいそうですよ。絵
藤原先生ありがとうございました。


出雲かんべの里ホームページ 陶芸
http://kanbenosato.com/kougei/tougei.html


写真をクリックすると別ウィンドウで拡大写真を表示します。
添付画像
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ビール電車「酔電」の運行が始まりました!

2014年07月04日 13:00   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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★ビール電車「酔電」の運行が始まりました!


ハウル@矢野です。
うっとうしい梅雨本番の今日この頃です。
映画「レールウエイ」で一躍有名になった一畑電車で、今年もビール電車「酔電」の運行が始まりました。
宍道湖の北岸をゆったりと走る車窓から宍道湖に沈む夕日をみながら冷え冷えのビールを飲むひと時の電車の旅もいいものです。
区間は、松江方面からは、松江しんじ湖温泉駅から雲集平田駅まで、出雲方面からは、電鉄出雲市駅から角森駅までの往復です。運行期間は、今日7月4日から9月12日(8月15日は除く。)までの毎週金曜日です。
松江しんじ湖温泉駅発、電鉄出雲市駅発とも約2時間の電車の旅です。 
なお、金曜日以外の運行も20名以上で貸切運行時間・区間は要相談です。
松江・出雲の旅行の思い出の1ページに加えたらいかがでしょうか。きっと印象深い旅となることでしょう。
■運行時間
【松江定期便】
松江しんじ湖温泉18:26発→雲州平田     19:12着
雲州平田    19:35発→松江しんじ湖温泉 20:19着
【出雲定期便】
電鉄出雲市    17:39発→津ノ森       18:11着
津ノ森       18:22発→電鉄出雲市       19:29着
■定員
各日50名(2103号車 30名・2113号車 20名)
■料金
大人(男性)   4000円 (女性) 3800円
中高生2500円
小学生2000円
※2113号車へ乗車の方は上記金額より300円引き
■内容
ビール・酎ハイ・ソフトドリンク飲み放題
料理付き(持込も可)
参加者には、1日フリー乗車券付き


詳しくは下記ホームページをご覧下さい。
ビール電車「酔電」の運行について|お知らせ|ばたでん【いちばたでんしゃ】
http://www.ichibata.co.jp/railway/topics/2014/06/post-207.html



ビール電車「酔電」の運行が始まりました!

2014年07月04日 12:51   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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出雲かんべの里で陶芸体験をしました(前篇)

2014年07月01日 14:35   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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★出雲かんべの里で陶芸体験をしました(前篇)


ハウル@矢野です。
今回は、「出雲かんべの里」で陶芸のものづくり体験をしましたのでレポートします。
「出雲かんべの里」は、島根県松江市郊外にある、緑に恵まれた自然の中で、出雲地方の歴史・文化を学ぶことができる施設です。施設は「民話館」「工芸館」「自然の森」の3施設で構成されています。四季を通じて様々なイベントが催されています。
工芸館には、陶芸・木工・和紙てまり・籐工芸・機織りの5つの工房があり、作家による工芸品の製作過程の見学やモノづくり体験が出来ます。
今回は、その中の陶芸のものづくり体験をしました。
視覚障がい者とサポートの方で総勢12名で参加しました。
横長の作業台に6名ずつ分かれて向かい合って座ります。各人の前に直径30cmくらいの手動式の轆轤が配置されています。
講師の先生から説明や注意事項を聞きます。先生は、陶芸の道54年の超ベテランの藤原先生です。
「ある程度作ったら、私が修正してあげます。」と言われホット胸を撫で下ろします。まずは、土をこねるところから始まるのかと思いましたがその作業は省略です。
土をうどんをこねるようにと思いきや、既にきちんとこねてある粘土があるそうです。いよいよ粘土が配られます。
粘土は、直径約8cm、高さは約5cmの円柱状で、重さは500gです。材質はいろいろあるそうで、きめの細かいものからあらくて少しザラザラしているものまであるそうです。
今回私たちに配られた粘土は、思ったよりも柔らかく、きめの細かい初心者でも扱いが容易そうです。色も白っぽく、博多人形でも作れそうです。
この粘土の量で何が出来るかというと、私たちは、マグカップ、ビールのジョッキ、お皿の3種類を作ることにしました。
テレビで制作過程をみていると、轆轤を使ってまんまるく簡単に出来そうですが、とんでもなく難しいです。
http://kanbenosato.com/kougei/tougei.html
後篇に続きます。