松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

みなさんは、「5月病」が「6月病」ににひきづらないですか?(その2)

2019年05月13日 13:46   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。前回に引き続き(その2)をお届けします。


五月病は体内時計のズレから始まりますこうした「季節と体」の関係が前提としてある上に、フレッシュマンにとっては入学や入社という「環境の変化」が大きなストレスとなるのです。
それまで馴染んでいたところから知らない人ばかりのところに移り、慣れない勉強や仕事に必死に取り組んできた1カ月です。心身ともに疲労が最大値に達したところで大型連休を迎えました。しかし、ここでたっぷり休んでしまうと、体のリズムが崩れやすくなるのです。昼夜逆転の生活に体が馴染んでしまったところで再び学校や会社が始まり、体は否応なく緊張状態に置かれます。このストレスが“症状”という形で顕在化するのが五月病の正体なのです」だからといって連休中にも会社に行けというのではありません。せめて起床時間だけでも揃えておけば、五月病のリスクは下げられたということなのです。


五月病の症状は「体」「心」「行動」の3つの不調に分類されるという。
“体の不調”とは、頭痛、めまい、動悸、肩や首のこり、胃痛、下痢や便秘、吐き気に代表される消化器系の症状など。“心の不調”とは、無気力、億劫、憂鬱、イライラ、不眠、など。“行動の不調”とは、登校や出社拒否、暴飲暴食など。いずれも早期であれば生活習慣を見直すことで改善も可能ですが、放置すると自分では治すことができなくなり、医療の力を借りる必要が出てくるのです。それさえ放置すると、いずれうつ状態に移行することになり、こうなると危険です。自分など社会の役に立たない人間だ。と思い詰めるようになり、最悪の場合は自殺の危険性も出てくるのです。早い段階で対策を講じる必要があります


以上から推察すると、新入生、生活環境が変わった人などがかかりやすいと言う事になります。が、しかし、秋も夏から冬への移行期間な訳ですから、同じように生活環境が変化すると「10月病」にかかると言う事になります。年度替わりに変化がある人の割合が多いから「五月病」なのであって、基本的には年中このストレスに押しつぶされてしまえば同じ事だと言える訳です。
ここで私なりの結論を導くと、常に笑顔を絶やさないで、生活のリズムを毎日正確に刻み、変化にも動じない強い精神力が必要となる事になるのですが、あんまり、真剣に考え過ぎないで、ナチュラルに取り込んでもそんなには困らないのではないかと思いますよ!




みなさんは、「5月病」が「6月病」ににひきづらないですか?(その1)

2019年05月13日 13:40   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。4月のGW前からずっと、雨の降らない松江市です。連日のように乾燥注意報が発令中で春になって折角最多花もぐったりぎみです。
みなさんのお住まいのところは、いかがでしょうか?今回は新年度に又は新年号に代わって何かととまどう場面もあるかと存じます。その中でこの季節は過ごしやすい気候条件が整っているはずなのですが、なんだか体調がすぐれない人も多いのではないかと思います。医学的なところも含めて少し紹介します。
学校や企業のフレッシュマンが、入学・入社から1カ月が過ぎたところでの大型連休。心身に溜った疲労と不規則な日程が重なって体調を乱すのが、いわゆる「五月病」です。
“ブルーマンデー・シンドローム(サザエさん症候群)”の新緑特大号のようなこの病態に苦しむ新人が、あなたの周囲にもいるかもしれないし、あなた自身が苦しんで
いる当人なのかもしれませんね。放置すると最悪の場合「自殺」の危険性もあるというこの五月病について、原因と対策をメンタルヘルスの専門医に解説してもらいます。


「季節の変わり目には気を付けろ」は事実?
頭痛やめまい、腹痛や睡眠障害など、身体的、精神的に様々な症状を引き起こす五月病。特に今年は10連休という例年にない大型の休みを挟んだこともあり、つらい不
定愁訴に苦しむ新人が多いのではないでしょうか。
「“五月病”というのは正式な病名ではなく、医学的には自律神経失調症と適応障害にまたがって分類される病態のこと」と専門医は語ります。
発症の仕組みはこうです。「五月病を説明する前に、人間の体と季節の関係を理解しておく必要があります。季
節には春夏秋冬の4つがありますが、本来人間の体は夏と冬の2つのシーズンにのみ対応するようにできています。
つまり、体にとっての春と秋は、冬から夏へ、夏から冬への移行期に過ぎないのです。
人体の機構はこの時、季節の変化に順応するための様々な対応で忙しくなります。自律神経が乱れがちになり、体調を崩しやすくなる。昔から“季節の変わり目は要注意”といわれるのもこのためです」