松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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2017年元旦には8時59分60秒があったのをご存じでしたか?

2017年01月06日 11:29   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
1月も今日は早、6日となり、正月飾りも外されたお宅も多いかと思います。昨日は償還で寒の入りとなり立春までの間は日本列島は例年、寒い時期にはいりました。
西日本では今冬は積雪もそれほどでもなく、スキー場も開けなくて四苦八苦のようですね。
さて、今日は、4年に一度しか歳をとらない閏(うるう)年ではなくて、「今年の元旦には8時59分60秒があった」という話題です。
アナログ人間の私としては一秒などさほどの問題意識を持った事さえありませんが、ところが、デジタル化されたこのグローバルの社会では見過ごす事などとんでもない事なのです。
世の中のスピードが速くなると閏月、閏日だけの補正ではすまなくなり秒単位の補正が必要となってきます。
これが閏秒です。昔、地球公転速度から計算した秒と実際の秒との差異の補正です。新年そうそう、2017年1月1日8時59分59秒の次は1月1日9時00分にならず、8時59分60秒となり閏秒が追加されます。
(※うるう秒の挿入は、世界標準時では大晦日の2016年12月31日23時59分に行われ、新年が明けるのが1秒遅れます。)
今までに閏秒の追加は26回行われており、直近では2012年に行われました。2012年7月1日08時59分59秒と09時00分00秒との間に59分60秒が挿入されました。2012年の閏
秒ではSNSサービスが長時間ダウンしたり、Webサービスにトラブルが発生したりとシステム障害が発生しています。

たかが1秒、されど1秒。コンピュータにとってはすごく長い時間なのです。スーパーコンピュータ「京」は1秒間に1京回(1の後ろに16個のゼロがつく)の計算をします。東京証券取
引所の最新の株式売買システムでは1秒間の注文処理件数は5万件になっています。1秒あれば株価が大きく動き暴落するにも十分な時間です。
関連ガイド記事に以下がありました。
東京証券取引所システムダウンの真の原因とは?
みずほ証券ミス 16分で270億円損失
新年から、1秒に拘ってきましたが、そうした世界はそのお仕事の方にお任せするとして、私は、のんびりと今年の旅行計画でもたてようかと思います。本年も宜しく、お読み下さい。