松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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2017年は酉(とり)年だけどどんな歳?!

2017年01月06日 15:09   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
今冬は暖冬なのでしょうか?
ここまではさほど寒くてたまらないほどにはなっていない松江市ですが、さてどうなるのでしょうか?まだまだ冬、本番にはなっていません。
皆さまご存じのように、2017年は酉(とり)年です。お正月の話の話題を紹介します。
2017年(平成29年)は酉年で、動物にあてはめると鶏になります。そこで、酉と鶏に関する豆知識を紹介します。
※本来、干支は十干と十二支を組み合わせたものなので、2017年の干支は「丁酉」(ひのととり)となりますが、一般的には十二支のほうをさすため、ここでは「酉」をとりあげます。
まずは、十二支としての酉についてです。
1.十二支の10番目。
2.酉の方位は西。
3.酉の刻は、午後6時およびその前後2時間。
4.酉の月は旧暦8月。
次に酉年生まれの特徴です。
洞察力があり、多くの才能に恵まれている。頭の回転が速く、几帳面で集中力や持続力があり凝り性な反面、こだわりが強いので理想やプライドが高く、妥協が苦手だといわれています。
酉という字の成立ちは、次の通りです。
酉の字は酒を醸す器の象形文字で、「酒」のもとの字です。収穫した作物から酒を抽出する、収穫できる状態である、成熟した状態などを表すため、「成る」「実る」「成熟」の意味があります。こうしたことから酉を用いた字には、酒、酢、酸、酩酊、発酵、醤油などがあります。
ここまでが基本知識です。
ここからは、鶏についての豆知識です。文化的特徴は?
十二支の「酉」は、動物で表すと「鳥」ではなく「鶏」なので、ニワトリのことを指します。
ニワトリは、弥生時代に中国大陸から伝来したといわれていますが、採卵や食用というよりも、鳴き声で朝を告げる「時告げ鳥」としての利用が主だったと考えられています。夜明け方、丑の刻(午前2時頃)に鳴くのを「一番鶏」、寅の刻(午前4時頃)に鳴くのを「二番鶏」といいます。
また、元旦の鶏の第一声を「初鶏」といい、新春の季語になっています。
日本の文献で最初に鶏が登場するのは『古事記』で、天照大神(天照大御神)が天の
岩屋戸に隠れてしまい世界がことごとく闇になったとき、八百万神が常世長鳴鳥(とこよのながなきどり)を鳴かせて、天照大神を呼び出す話があります。この「常世長
鳴鳥」が鶏=ニワトリです。鶏はまさに天照大神や太陽を迎えるもので、神聖なものとされていました。
鶏をお祭りする神社はたくさんありますが、松江市美保関町にあります恵比寿様をお祭りする美保神社では鶏は天敵とされ、嫌われていますのでご注意を!!