呉バリアフリーツアーセンター
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呉バリアフリーツアーセンターの活動状況や、呉市内の観光バリアフリー情報を掲載してきます。

車いすと車内の通路(電車)

2019年08月27日 10:55   呉バリアフリーツアーセンター
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おはようございます。電車を降りた瞬間、雨にふられた瀬戸口です。
今日通勤の時、電車でとある発見をしました。
というのは、車内通路を車いすで通ることが可能な事です。

呉線を走るのはJR西日本の227系電車。国鉄時代に製造された115系電車と比べ
ホームとの段差が少なく、車いす対応型トイレが装備されているなど、
バリアフリー化が進んでいます。と、ここまでは皆さんご存じだと思います。

私は常日頃、乗務員のいる先頭、又は最後尾に乗ることが多いのですが、
行き違い待ちの停車中にお手洗いを催しました。在来線は車内通路が狭いので、
車いすで電車内を移動するのが難しく、これまではトイレにいきたくなっても
我慢していました。が、今回ダメもとで通路を移動してみると、
幅60センチの車いすは無事移動。トイレを使うことができました。(ホッ)

トイレの内部は、全長1.3メートルの車いすを頭から突っ込んで
扉を閉めると転回は難しいですが用は足せます。

普通電車の乗車時間が比較的長い地方都市では、トイレ設備の有無や
使えるかどうかは非常に重要です。
一度電車を降りると、次の電車まで長いです。
トイレに行きたくなるかどうか
なにより不安になりながら乗るのはしんどいとです。

トイレや扉、床面高さだけでなく通路まで配慮が行き届いているのは
ありがたいです。



職場体験の中学生さんがバリアフリーを体感

2019年08月23日 14:06   呉バリアフリーツアーセンター
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残暑お見舞い申し上げます。お盆の台風がまさかの呉市に上陸。
それからというもの、夏の暑い空気はどこへやら、時折吹く風のやさしさに
秋を感じます。

さて、今日は呉市の公立中学校で行われている「職場体験」の一環として
市内の中学2年生がバリアフリー体験をしました。
いつも何気なく歩いている街角も、車いすの上から見ると
ちょっと違って見えます。

「どうせすぐ戻るから」、軽い気持ちで止めた自転車が通行の妨げになります。

目線が低い分だけ、周りを行きかう人もいつもより大きく見えます。
(だから、歩きスマホされるとどこ向いてるかわからない人に囲まれ
とても危ないんですね)

もちろん、街の中にはエレベータについた鏡、階段のふちについた黄色の帯、
触るとわかる地図など、いろんな人が使いやすくなるよう配慮されたものも
たくさんあります。

改めて聞けば当たり前ですが、
私達が暮らす世の中には、若い人も年配の人も、男の人も女の人も
歩ける人もそうでない人も、日本の人も外国の人も、いろんなひとが
いて成り立っています。

今の中学生が大人になる頃は、街にはいろんな人が暮らしているということが
もっと身近になるといいな、とおもいます。


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