一言コメント:
呉バリアフリーツアーセンターは、広島県呉市の「NPO法人呉サポートセンターくれシェンド」のスタッフが自主運営しているツアーセンターです。呉市内の観光バリアフリー情報の発信や、相談業務などを行っています。
法人事務の傍らで運営している小さなツアーセンターですが、たくさんの方に呉に来ていただくことができるように頑張っていきたいです。
こんにちは、呉は今日も雨だった。瀬戸口です。
冬の天気にしては珍しく雨の日が続いています。
曇っていることもあり、気温が下がらず事務所も暖房入れてません。
さて先日、音戸大橋の袂にある「音戸の瀬戸公園」にいってきました。
今年の主役、平清盛に会うためです。
音戸の瀬戸公園、子どもの時に出かけてから、随分行ってなかったのですが
清盛像までのアプローチはスロープがついて、駐車場脇にはモダンな多目的トイレ完備!
清盛さんはといえば、松山ケンイチに負けぬとばかりに
お色直しを済ませ張り切って扇をあおいでおります。
(扇でお客さんを招いているんです(笑)
その後、橋を渡って文化交流会館「うずしお」へ
全館あげて清盛仕様でした。
実際に使用されたセットや衣装などが展示されています。
衣装の質感ひとつ取ってみても、都のやんごとなき方々と武士の違いは
歴然としています。そして
撮影で海に浮かべた船!!
船大工さんが建造した「本物」の船です。
間近でみると、かえって小ぶりな印象ではありますが
ドラマを含めて作り手の気持ちに静かな迫力を感じます。
うずしお館内はバリアフリー構造。
船の展示場もスロープ式回廊で楽々見学。
つづく
おはようございます。今日も雪の舞い散る呉市からお届けします。
さて、今朝(2月8日)食卓で新聞を読んでいると、「とんど」の話題が取り上げられていました。
竹で組んだ櫓に年男、年女が火をともし、正月飾りや書初めを焼き、
一年の家内安全・無病息災・学問成就を祈るお祭りです。
そのとんど、瀬戸内地区では戦国武将 小早川隆景ゆかりの地で行われているとのこと。
なるほどと思いながら読んでいると、傍らの母が、「子どもの頃、実家の倉橋ではとんどをしなかった」といいます。
(倉橋島は呉市対岸に浮かぶ島で、この島と本土の間が「音戸の瀬戸」)
訳を尋ねてみると、
倉橋にはかつて「倉橋多賀谷氏」という水軍一族がいたのだけれど
瀬戸内海の覇権を巡る毛利氏と大内氏の争いのなかで
大内方についた倉橋多賀谷は、毛利方の小早川に攻められて
拠点だった倉橋島の丸子山城が落城。同時に村も焼かれたらしく
それゆえ小早川ゆかりの催しである「とんど」はやってこなかったのではないか、ということのようです。
燃え上がる焔は神に捧ぐ勝ち鬨か、それとも家を焼かれた村人へのなぐさめか。
ともあれ、天高く祈りの燃ゆる如月の空。
お久しぶりです。瀬戸口です。
何だかタイトルがすごいことになってます。
もちろん、あの映画も呉の街とは深い関わりがあるんですが
今日はあの映画より穏やかな、でも激烈なせめぎ合いの
お話です。
そう、ある日のお昼前のことでした。朝から街の中をウロウロしていたので
もちろんお腹が空くわけです。
「さて、お昼に何食べよう?」
皆さんなら、何を決め手にお昼を決めますか?
ボリューム第一!いや、味が一番!遠くまで歩くか、手近に済ませるか?
というか、お店に入れそう?近くにトイレは?行くまでに濡れない?そういや値段は?
思ったより考えることはたくさんあるようです。
カスタマーとして自分を見ると結構厳しいことに気づきます。
よくいくお店のちょっとした変化にもものすごく敏感。
これ、すきっ!う~ん、イマイチ
たったそれだけで、お店に入るか入らないか、決まったりします。
穏やかなお昼時に、商売の面白さと怖さを見た気がしました。
おはようございます。明けましておめでとうございます。
呉バリアフリーツアーセンター 瀬戸口です。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、昨夜からの雪で、呉市もうっすら雪化粧。
山の上ではしっかり積もり、私の家から事務所までは
いつもの倍、一時間ちょっとかかりました。
思い起こせば昨年一月、東京へ出かけた時も
三月、松江に行った時も、出がけは大雪だったなぁ。
===========================================
昨年末、足掛け3年に及ぶ「坂の上の雲」がフィナーレを迎え
いよいよ今月8日から『平清盛』が始まります。
このブログでも何度となくお伝えしていますが、
中世から近世にかけての、瀬戸内海の覇権をめぐる
歴史も、この地域の魅力のひとつです。
ぜひドラマを見て、兵(つわもの)達が
夢を賭けた舞台を見に来てください。
おはようございます。つい先日髪を切った瀬戸口です。
冬は髪を切ると寒いので、形を整えつつ長めに残してもらいました。
さて、前回も書いた通り、先週日曜日は船に乗ってきました。
ワークショップ『広島湾の魅力と課題を探る』
主催は広島湾再生推進会議のみなさんでした。
二回連続講座の一回目となった11日は呉港を出航後、
いよいよ盛り上がってきた平清盛ゆかりの地
東は音戸の瀬戸を巡り、呉市西部は天応地区の沖まで行きました。
船内では、呉市入船山記念館より津田文夫さんをお迎えし
音戸の瀬戸や呉軍港の歴史にまつわるお話を伺いました。
当日の天気は曇り、時折雲間から差し込む陽の光と
黒々とした島影のおりなす景色は実に美しく、
また、自分の写真技術が誠に残念でなりません(笑)。
帰港後はグループに分かれて、呉周辺海域の魅力について
ワークショップ。
私としては、やっぱり海の街だから船をうまく使いたいなと
思うところです。
写真は、瀬戸口撮影による並航する潜水艦と
ワークショップのコーディネーターさんよりご提供
頂いた、第二音戸大橋(建設中)の画像です。