一言コメント:
呉バリアフリーツアーセンターは、広島県呉市の「NPO法人呉サポートセンターくれシェンド」のスタッフが自主運営しているツアーセンターです。呉市内の観光バリアフリー情報の発信や、相談業務などを行っています。
法人事務の傍らで運営している小さなツアーセンターですが、たくさんの方に呉に来ていただくことができるように頑張っていきたいです。
2.エスカレーター問題
これももう、様々なところで話は出ているので詳しいことは省きます。
車いすでエスカレーターに乗ること、
健常者がエレベーターに乗ることが議論の的になっていますが、
エスカレーターはそもそも「自動階段」ですから、立って乗るものです。
車輪のついたものを載せるには不向きでしょう。
車いすのまま載せる介助技法や車いすのまま乗る方もいるでしょう。
でもそれはエスカレーターの移動中「バランスが保てる」ことが前提です。
姿勢の保持に自信がなければエスカレーターは危険です。
自分はもちろん、周囲もケガをしないことは大事です。
一方で、エスカレーターが概ね建物の真ん中にあるのにたいして
エレベーターは隅っこにあり混雑時には延々と待たされます。
じゃあ、どうすればいいのか?
自分の目的にとって一番ふさわしい手段は何か、を考えることです。
一口に車椅子といっても人によって状態はバラバラです。
車椅子のままエスカレーターにのれる人もいれば、そうでない人もいる。
車椅子の利用を禁止する規則の正当性は、その場において設備を利用するかどうかとは
別に議論されるべき問題だと思います。
つづく
瀬戸口です。夏の行楽シーズンを前に、飛行機単独搭乗やら
エスカレーター利用についてなど、気になることがあったので書いてみる。
1.車いすと航空旅行
奄美大島での一件については、謝罪と設備改善の見通しも示されたので
詳しくは触れません。
車いすでの航空旅行時に事前通知をすべきかどうか?
判断の基準はどこにあるのでしょうか。
それは、自分がよりスムーズに旅行できるにはどちらがよいのか
ということになります。
航空会社が事前通知を義務付けているなら、通知することになる。
事前通知を必須としない航空会社があれば、そちらを選ぶのも方法です。
自分が顧客として満足にサービスを受けられるということが、
一番大事になると思います。
むろん過剰品質を求めているわけではなく、機内で快適に過ごし
目的地に安全に到着するために何が必要か、ということです。
飛行機で旅行するとき、搭乗や降機は障害や年齢に関わらず皆必要ですから
サポートを求め、または提供することは合理的と言えます。
そのために伝えるべきことは伝えたほうがスムーズになります。
お客が必要とするサポートはそれぞれの状態により様々、
サービス事業者の対応も常に100%ニーズに応えられるとも限りません。
お客側の要望と、事業者側のやること/できること/できないことについて
航空券の予約時に確認することは大切だと思います。
夏の行楽シーズン、お盆、余裕をもって快適な空の旅を
たまには普通の観光情報も
今日は花火大会のお知らせです。
今年の花火大会はいつもより早くて
7月29日(土)の開催です。
詳しくは観光協会のサイトへどうぞ
http://www.kure-kankou.jp/info.html?id=150
夏ですねぇ。今年はどこで見ようかな。
お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
こんにちは、呉ツアーセンター瀬戸口です。
梅雨に入った割に雨が降らず、カラッとした暑さの続く呉地方です。
さて、今日のテーマは「時間の使い方」。
というのも、障害のある方や、高齢の方にとって
「時間」との付き合い方が生活の質を大きく左右するからです。
例えば、入居型施設にいれば、起床から就寝まで細かくスケジュールが決まっていることが多いと思います。
通所施設でも活動時間中のスケジュールがあるでしょう。
在宅の方でも、ヘルパーの交替時間によって予定の組み方が変わってくるとおもいます。
そして大方の場合生活上の主なイベントは日中に済まされ、予定の大幅な変更は
あまり歓迎されません。
でも、そうすると障害のある方や高齢の方の生活時間はものすごくタイトで
余裕のないものになりがちです。
旅行は「非日常」の連続です。 移動のためにいつもより早く起きたり
いつもよりおそく寝たり、食事の時間だって前後します。
もっというと、予定の時間より前後しても構わないのです。
なぜなら時間の使い方は本来、使う当人が決めても良いはずのものだからです。
予定時刻に是が非でも間に合わせなければならないものもあれば、
予定からの前後の振れ幅をどのくらいか許容できるものもあります。
予定は変わりうるものと考えて、時間の使い方を柔軟に決められるように
なれば、可能性がもっと広がり、生活はもっと楽しくなるはずです。
最初の一歩を旅行で踏み出してみませんか。
ご相談お待ちしています。
こんにちは、呉バリアフリーツアーセンターの瀬戸口です。
呉地方は初夏の陽気、カラッと爽やかに暑い日が続いています。
そんな呉から、夏のお出かけシーズンを前に広島駅が大変身のニュースです。
5/28の始発列車分から、在来線改札が2Fに移動しました。
それに伴いこれまでの南口改札は閉鎖されました。
新しくできた中央口改札へのアクセスは、階段またはエレベーターです。
旧南口改札よりも岡山方面に設けられています。
乗り換えはこれまで同様コンコースから階段または各ホームのエレベーターを
利用します。
JRからの詳しいご案内はこちらをご覧下さい。
情報ここまで
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先日所用で出かけてびっくりしました。雰囲気としては新大阪の駅を
想像していただければと思います。自由通路全面開業の折には
これまでわかりにくかった南北連絡がスムーズになると期待されています。
通路整備はまだ工事中なので、今後も引き続きフォローしていこうとおもいます。