松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

世界初の缶コーヒーは浜田市発だった?!

2015年05月01日 14:50   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
今日から5月に入り、風薫る季節の本番がやって来た松江市です。
今回は、「世界初の缶コーヒーは浜田市発だった?!」という話題です。
おそらく、多くの方々は、「UCC」の上島珈琲じゃないの?と思っていらっしゃることでしょうが、本格的に販売し現在も販売し続けているのはそうなんですが、島根県西部の浜田市では、「浜田市」だと盛んにアピールをしています。
今では日本中のどこでもコーヒーの自販機が設置されていますね。缶コーヒーを飲む前によく降ってからプルタブを開けますが、開発当時は、いまどきの比ではなかったようです。振っても缶の底にとどったコーヒーは容易に混ざらなかったんです。これを解決するのに試行錯誤を随分繰り返したとか聞きました。
そもそもいつごろから缶コーヒーが販売されたのでしょう?
少し調べて見ました。
世界初の缶コーヒーとなっているのは、浜田市三隈町生まれの三浦義武(1901~80)が編み出した「ミラコーヒー」というそうです。1965年9月14日、東京の三越百貨店で売り出されました。独自の製法でつくられたコーヒーは、自身の名前と店名を冠してヨシタケコーヒーとも呼ばれていたそうです。司馬遼太郎は三浦義武について、「絵画において富岡鉄斎、陶芸において柿右衛門を誇るがごとく、コーヒーにおいてかれを世界に誇っていいであろう」と絶賛するほどの人物でした。
1968年まで販売されたミラコーヒーは200g入り80円で、砂糖がありミルクはなかったようです。50年前にしては、結構高いような気がします。
三浦義武さんてどんな人だったのでしょうか?
島根県浜田市出身で、地元の中学校を卒業後、早稲田大学に進学、この頃からお茶にすごく興味があったようです。しかも、バッハやナポレオンのように無類のコーヒー好きだったようで、日本橋で豆を挽いて販売したり、有名喫茶店でコーヒーを飲み歩き中毒になって何度も倒れたのだとか・・・。若い頃からコーヒーを研究しており、銀座で「コーヒーを楽しむ会」を組織してもいたようです。
そして、1963年より缶コーヒーの開発を本格化し、ついに1965年世界初の缶コーヒー「ミラ・コーヒー」の開発に成功しました!このミラってなまえは、三浦とミラクルを掛け合わせたのだそうです。
しかしながら、せっかく販売に漕ぎつけたのに数年で経営不振となり倒産してしまいました。誠に残念な事です。
自販機の普及と共に缶コーヒーは爆発的に販売が増えました。
浜田市では、コーヒーの専門家を招いて「コーヒー講座」を開催したりアピールに余念がないとか・・・。
浜田市と言えば、中国地方有数の漁獲高を誇る漁港です。そこで培われた製缶技術とのコラボがあったからこそ成功したのだろうと考えます。
コーヒー好きと感ず目が結びつくこともあります。何が要因となるかわかりませんね。



松江の食材を使ったおにぎりが完成♪!

2015年04月27日 14:55   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
4月も終わりに近づき、ますます緑が濃くなり、わらびやぜんまいや筍も里山には顔を出し始めました。大型連休には気温も初夏?との予報が出ている松江です。
松江城周辺には観光客の姿も多く見受けられるようになりました。堀川を巡る遊覧船もほとんど満員状態のようです。
今年、3月に全線開通した「中国横断自動車道尾道松江線」での観光客増加を睨んだ新しい企画がされつつあります。
その一つとして、 観光客に松江の食を手軽に楽しんでもらうため、地元産具材を使った「松江おにぎり」が完成しました。
松江と言えば勿論、シジミです。宍道湖産ヤマトシジミのほか、島根半島産板ワカメ、美保関町産イカのこうじ漬け、八雲町産イノシシ肉、八束町産ハマボウフウを具材に使った
この5種類のおにぎりです。
当然ながら、 コメは松江産コシヒカリを使用。板ワカメは風味をより楽しんでもらえるよう、砕いてコメにまぶし、イノシシ肉のそぼろ入りおにぎりは、パン粉をまぶして揚げ、ライスコロッケ風に仕上げました。
また、製品を包むパッケージに貼るシールのデザインも凝っていて、それぞれのキャラクターも考えたもののようです。地元の松江農林高校の生徒さんが手掛けたそうです。
正式に28日から松江市玉湯町湯町の山陰自動車道宍道湖サービスエリアで販売するほか、市内の観光施設やイベントなどで随時取り扱うそうです。
「松江おにぎり」が、また一つ松江の名物食べ物の仲間入りをしました。
筆者もまだ食していませんので、早いうちにご馳走になろうかと思います。



咲いた咲いたチュウリップが♪!

2015年04月20日 14:28   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
今回は、4月19日に開催された伯太町のチュウリップ祭りの話題です。
島根県の東部にあります安来市伯太町では、桜が終われば、次は、チューリップです。
「はくたチューリップ祭」は、安来市役所伯太庁舎周辺に、40品種約60万本の色とりどりのチューリップが咲き乱れます。
この辺りは、のどかな田園地帯ですが、突然に、ヨーロッパのおとぎの国に迷い込んだと思わせるような花畑が目に飛び込んできます。
オランダをイメージのパステルカラーの風車とチューリップ畑です。
異国情緒の漂う、市役所伯太庁舎周辺で咲き誇るチューリップを見ながら、ステージイベントやどじょうすくい大会などが実施されます。
その他、地元の特産品販売や伝統芸能の上演など盛りだくさんの催しで田園風景に包まれたのどかな町が大いに賑わいます。
また、畑に咲いた花をその場で購入できるのも楽しみのひとつです。
この期間にはフォトギャラリーも開催され家族連れやカップルが多く見受けられます。
こんな、広がる春色の花畑の中でケッコンシキを挙げた1組のカップルがこの間新しい人生のスタートをこのチューリップ畑からスタートさせたそうです。勿論、ブーケも色とりどりのチューリップだったとか・・・。
ちなみにチューリップの花言葉を引用しておきます。
チューリップの代表的な花言葉は「博愛・思いやり」ですが、色によって花言葉が変わることはご存知ですか?
チューリップの花言葉. 赤 愛の告白・愛の宣告; 白 新しい恋・失われた愛・失恋; 黄 名声・正直・実らない恋・望みのない恋; 紫 不滅の愛・永遠の愛・私は愛に燃える; 緑 美しい瞳; 桃 恋する年頃・愛の芽生え・誠実な愛; 斑 疑惑の愛 ...です。


風車とチューリップ畑の写真を2枚掲載します。


写真をクリックすると別ウィンドウで拡大写真を表示します。
添付画像
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松江市は全国で最も住みやすい都市?!

2015年04月17日 14:21   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
ここ数日は、春の陽光に包まれて、緑が眩しくなりつつある松江市です。
「住みやすさ」1位は松江市」という話題です。経産省調べによると、なんでも生活の質に魅力があるらしいです。
経産省が、通勤時間の短さや自然環境など「生活の質」にいくら支払う価値があるのか調べたもので、松江市に住む価値は年間で194万円。全国1,741の市区町村中1位だった。との事です。
色々な切り口の考え方があるものです。
これは、何のデータからなのかというと、経産省の『第9回 日本の「稼ぐ力」創出研究会』の資料によるものだといいます。
地方への移住・回帰の動きを後押しするため、生活コストを「見える化」するというものです。
ランキングを見てみるとこうです。
1位 島根県松江市 194万円
2位 島根県出雲市 193万円
3位 島根県江津市 193万円
4位 鳥取県米子市 191万円
5位 福井県小浜市 191万円
島根県内のランキングか!と思わせますね。
地元に住んでいる筆者には、とんと画展がいきません。
ただ、ここのところの地方創生で各地域が持っている魅力や特異分野の指標だと思えばよいのでしょうね。
確かに思うのは、待機児童がいない事や女性が働いている割合がほとんどである事は日々感じていますね。
それと、海、山、川の恵みは余りあるほどに豊かです。
「日本の「稼ぐ力」創出研究会(第9回)‐配布資料(METI/経済産業省)」の中身を見て見ると以下です。
■日本の「稼ぐ力」創出研究会(第9回)‐配布資料(METI/経済産業省)
食料費や賃金収入など、目に見える「金銭的コスト・ベネフィット」とは別に、利便性や安全性などを評価した「非金銭的コスト・ベネフィット」を算出。
これをシステム化することによって、地方への移住を希望される方が移住先を検討する際に、利便性や安全性なども数字により比較できるようになります。
で、このシステム内における「非金銭的コスト・ベネフィット」=「地域の暮らしやすさ指標の貨幣価値」をランキングすると松江市が1位だった。ということですね。
全国ランキングとは思えない偏り具合(笑)になるわけです。
評価項目を見てみると、次の通りです。
通勤通学時間の短さ
子供に対する先生の目の届きやすさ(子供数/先生)
大地震発生率の低さ
周辺の緑の多さ
空気のきれいさ
地域でとれた食材の入手しやすさ
確かにこういう項目だと山陰地方はどの都市も高い数値が出るのは、納得です。
どちらにしても、現在、島根県が推し進めているIUターン促進に追い風となるのは間違いなさそうですね。
全国のみなさん、自然は売るほどある島根県に来て下さい!!



ぼてぼて茶は小腹系のお茶漬け?!

2015年04月13日 14:37   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
4月も中旬だというのに、小ぬか雨が北風の強風と共に降り続く今日の松江市です。
さて、今回は、「ぼてぼて茶は小腹系のお茶漬け」の紹介です。
ぼてぼて茶は、一言で言うと出雲地方に伝わる庶民の間食です。戦前までは、結構一般の家庭でも食べられていたようですが、現在では、松江人もおそらくはそんなに食する人も少なかろうと思います。
筆者などは、噂には随分と前から聞いてはいましたが未だ食したことはありません。
ぼてぼて茶の由来です。
「ぼてぼて茶」は元々奥出雲で盛んだった、たたら製鉄の職人さんたちの間で広まったと言われています。高温の中での重労働の合間に片手で茶碗を持って、茶の中に食べ物を入れてすすり食事のかわりにしていました。水分補給と消化の良い粥状のぼてぼて茶は先人の知恵が生んだ食べ物だったと言えます。
また、こんな説もあります。不昧公の時代には飢餓の際、米を食い延ばす非常食だったという説や上流階級の茶の湯に対して庶民が考えだしたという説などがあり、これといって定説は、ないようです。
昔は一般家庭はもちろん集会など人が集る席などでよく飲まれていました。と聞いてもあんまり「ガッテン」という気持ちにはなりません。
松江を訪れた観光客用に復活してきた模様です。
一息でポンと口に放り込むように食べるのが通とか。いいますが、素人にはとっても無理そうです。きっと、ムセます。
お店によっては、ちゃんとおはしでいただけるところやつまようじの大きいサイズのようなもので口の中に書き込むなど違いがあるようです。お値段は、中に入れる具材によってかわりますが、約450~500円です。これだけではお腹が満たされませんので併せてお団子や割後そばなどもお召し上がり下さい。


簡単に作り方を引用しておきます。
乾燥した茶の花を入れ、煮出した番茶を丸みのある筒茶碗に注ぎ、長めの茶筅で泡立てます。この泡立てるときの音から「ぼてぼて茶」の名がついたといわれています。泡立てたお茶の中に、おこわ、煮豆、きざんだ高野豆腐や漬物などの具を少しずつ入れれば出来上がり。箸を使わず、茶碗の底をトントンたたいて片寄せた具をお茶と共に流し込みます。


写真を2枚掲載しておきます。作る時の参考にして下さい。
それでは、おいしいぼてぼて茶を♪


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