松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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安来市島田町では春が地面から顔を出しました!

2016年04月11日 11:39   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
松江城の桜も見頃は過ぎましたが、里山では春の旬の食材があちこちで芽を吹き始めました。
さて、今回は、「安来市島田町では春が地面から顔を出しました!」という話題です。
安来市の春の2大おすすめブランド食材は、イチゴ「あきひめ」と「紅ほっぺ」とこれに並ぶ「島田タケノコ」です。
安来市島田町の特産「島田タケノコ」の収穫が今年も始まりました。
安来市産島田タケノコはどこが違うのかというと、どうも竹山の土質が影響しているようです。
 島田タケノコは、粘土質の赤土で育つため繊維質が細く、軟らかな食感が特徴で、関西や東京の料理人が絶賛するほどの食材なのです。
そのため、多くは東京や大阪に出荷されるそうで、市場でも高値で取引されます。
今年は表年に当たるそうで、昨年より多くでまわるのではないかと思います。
皆様は筍堀をした事がありますか。このタケノコ、実際探してみると案外見つけにくいのです。
そのコツをこの道何十年の名人にお伺いすると、「土のヒビ割れた部分を見つけること」と教えてはくれるものの、そう簡単には見つかるものではありません。
筍堀はライバルのイノシシくんにでも聞いてみる事にします。このイノシシくんとの勝負でどちらが先に見つけるかだそうです。
ただ、何でも掘れば商品になるというものではなく、「タケノコの先端の芽の部分が黄色いもの」これが上質なものだそうで、少しでも芽が緑がかっていると商品価値としてランクが下がるそうです。
我々の筍堀は、茶色い皮が地面からのぞいているをのを見つけて掘るような程度ですので商品勝ちはあるはずもありませんね。
収穫されたこの新鮮なタケノコを名人ご推薦の一番おいしい食べ方が「サッと湯がいて、わさび醤油でシャリッ」だそうで、食べなれた名人でさえ、その柔らかさ、そして口に広がる際立つ甘みに、毎度のことながら思わず頬が緩むのだそうです。
筍の知識メモです。
●その1
朝掘りの利点は、アクによる苦み・渋み・えぐみが一番少ないから。ということは朝掘りの新鮮なままを買える直売所が一番最高の状態だということ。
●その2
その栄養価について。食物繊維が豊富で、便秘や大腸がんなどの予防、コレステロールの吸収の抑制にも効果的。うまみ成分の一つであるアスパラギン酸は、グリーンアスパラガスなどにも含まれる成分で、疲労回復に効くとも。

●その3
えぐみのもとは、ホモゲンチジン酸や蓚酸(しゅうさん)で、掘り出してから時間が立つほど増加することにより、えぐみがUP。えぐみは、米ぬかを混ぜてゆでることによって酵素と反応したり煮汁に溶け出したりしておさえられると言われています。島田タケノコは、同市中海町の道の駅「あらエッサ」で1本600~2000円程

島田タケノコは、同市中海町の道の駅「あらエッサ」で1本600~2000円程度で販売しています。
問い合わせは、同組合(0854・22・3685)でまで。