松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

日本は水が枯渇しない国なのです

2014年09月25日 11:38   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。すでに、北海道では、初冠雪を観測したり、ここのところの朝晩
と昼間の温度差により早くも紅葉のニュースが飛び込んで来ます。
私たちの住む、日本列島は火山の噴火によってできた長い島国です。
つまり日本の国土はすべて山なのです。
沿岸部の平野は山から流れた土砂が堆積してできた山の裾野というわけなのです。
当然のごとく山に降った水が流れる川が多くなります。何と約3万の川があります。
日本は、海の国であり、山の国であるので、したがって水の国となります。
四季を通じて雨も多いのが日本の気候です。しかし、反面土砂・水害も多く地震の国
でもあり災害の多い国でもあります。
さて、どこの家でも水道の蛇口を捻ればすぐに飲める水が出るのは、世界では、珍し
いのです。水が豊富にあることは、衛生環境も良くしています。トイレなどは殆どが
水洗トイレです。もちろん、下水道も進んでいます。
世界的に見ても水が枯渇しないだろうと言われている国は、北欧のアイスランド、ノルウエー、フィンランド、北アメリカのカナダ、南アメリカのブラジルと我が国、日本くらいだそうです。
海外旅行をするとまず飲料水のことを添乗員さんからどこの国へ行っても聞かされま
すね。ミネラルウオーター以外はまず飲むことは出来ません。
なんて水のストレスがないことが幸せなのかを感じなければなりません。
そんな水ですが、私の住まいする松江市は、「水の都」です。松江市民のシンボルの
宍道湖をはじめとして、堀川が市内のあらゆるところに張り巡らされています。
しとしとと降る雨が似合う街でもあります。
松江市水道局製造の水が今年発売されました。名前は、「松江 縁の水」といいます。市内のコンビニ・旅館・ホテルなどもちろん水道局でも販売されています。縁結びの国、
出雲で「縁の水」で縁結び効果が増すこと疑う余地はありません。
是非、一度ご試飲いただき良縁に出会いますようにお祈りいたします。 合掌



日本人は暗闇遊びの達人だった

2014年09月18日 11:22   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。仲秋のお月見も今年はビッグムーンと重なり、一層の風情を感じた人も多いことでしょう。
今回は、日本人の闇(夜)にどのような感じ方をしていたのかというお話です。
そもそも、日本人は、昼間より夜に趣を感じていたようです。
枕草子は、平安時代に書かれた清少納言の随筆ですが、顕著に知ることが出来ます。春はあけぼの(夜明け)、夏は夜、秋は夕暮れ、冬はつとめて(早朝)が風情があると言っています。
序章では、少なくとも昼間の趣には触れていません。
昔から月の光を愛でます。昼は働き夜は寝るという生活が長い間続いて来たのです。
神社の燈明はともかく、庶民にとって灯火することは、高価であり一般的でなかったようです。
平安時代から動物や魚の脂を灯りとしていた人は極稀です。しかも臭いという欠点がありました。なにしろ江戸時代には菜種油になりましたが、お米の約4倍もするのです。
明るさというと現代の60ワットの電球の50分の1程度、行燈などはもっと暗くなります。
お祭りなどでは、松明、篝火また家内では、いろり火っていったところです。
いろり火は明るさを確保するのではなくもっぱら調理に使いました。
それもそのはず、昼と夜の時間が同じならまだしも秋から冬などは、夜の時間が長くなります。 この長い闇の時間の過ごし方を考えるのは当然でしょう。
日本の文化は「闇と慣れ親しんできた文化」であるという人がいます。富士山の夜の講中登山、蛍狩り、夜桜見物、さらに虫の鳴き声を楽しむ虫聴きなど、かつて多くの日本人は、闇歩きの達人だったと言います。
また、視覚以外の感覚をフル回転して食事をしたりする日常生活体験が出来る施設もあるそうです。
視覚障がい者のエスコートを受けながら、いつもとは逆のパターンですね。
現代の電気がなくては暮らせない私たちにとってある意味新鮮に受け止めれば何か新発見出来、視覚でほとんどの情報を取得している現代人にとって一度は、体験してみるのもいいのではないでしょうか。



四季にはそれぞれの色があります

2014年09月11日 11:06   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
晩夏から初秋に移り秋に変わり、秋の夜長をビッグムーンの仲秋の名月見物を楽しんだり、また、虫の音の語
らいが日々増す季節です。セミくんから秋の虫さんたちにすっかりバトンタッチした
感のあるこちら松江市です。
今日は、四季の色のお話です。
季節に色があるなんて「そんなことあったの?」という方がおおいのではないでしょ
うか。季節により色を感じ方は人それぞれで国によって違うのは、当然ですね。
四季のある日本ならではの話題です。
古代中国の五行説では、青・朱・白・黒を配し、青春・朱夏・白秋・黒冬としてい
ます。
春の青くらいは、思いつく人もおおいのではないでしょうか。「青春」が代表されま
す。青は、若いというイメージで(青」のつく言葉は多く見受けられます。「青い山脈」
「青いリンゴ」「青春時代」など歌にもあります。また、未熟者を表してもいます。
「青二才」などは、まだ、大人になりきっていないという意味で使われています。
ところで、あとの三色を思いつく日とはぐっと少なくなります。
夏の色は朱(赤)で、朱夏といいます。確かに、日本の子供たちが太陽を描くクレオンの
色は「赤」です。ちなみに欧州では「黄」です。また、夏の「赤」はトマト、スイカ、彼岸花などでしょうか。
秋は、「北原白秋」の白い秋は何とかたどりつきます。連想するのは、雲の色です。
夏の入道雲は灰色だし、冬の雲は、黒に近いイメージです。秋雲の色は、白いすじ雲
でしょうか。花では、白菊も思い浮かびます。やはり、「しろ」は雪の色が一番に思
いつきます。
最後の冬の色「黒」が問題です。黒冬または玄冬というそうですが、私には初耳です
。昼間の明るい時間が少なく、暗い闇の時間が多いということでしょうか。前述の雲の色なのでしょうか。
みなさまは、どのように感じられるのでしょうか。
四季の色は、何かの代表する物で表現するものではないようです。
いずれにしても、四季のあるわが国日本で暮らしているからこそ多様な感性が持てる
ことに感謝することにします。



松江水郷祭だんだん祭りが開催されました。

2014年09月02日 10:45   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江のハウル@矢野です。
初秋を思わせるなんと涼しく秋の虫の音が日増しに大きくなり、昼間の蝉と交代しました感のあるこちら島根県松江市です。
そんな8月30日(土)に松江水郷祭 だんだん祭りが開催されました。
例年は、夏真っ盛りの8月第1または2週の土日の2日間で行われています。
今年は8月9(土)・10日(日)で開催予定でしたが、台風11号の影響で一旦中止されました。
松江市民にとっては、夏の最大のイベント?がなく盛り上がろうとして、拳(こぶし)を振り上げたもののやるせない気持ちになった人も少なくなかったと想像します。
お祭りの実行委員会及び関係者の努力により、異例の仕切り直しとなりました。
例年は、2日間で約40万人の人出となりますが、今年は1日でどっと押し寄せた模様です。
そもそも松江水郷祭は、島根県東部の宍道湖東側の区域をメイン会場として、1929年から始められています。日中のイベントとしては、昔ながらの夜店やステージ上では、歌やダンスなどがにぎやかに実施され、市民の発表の場になったりしています。
関連して松江だんだん踊りなども最近からは行われています。
私も盲導犬のハウルと盲導犬の啓発・普及と育成の募金活動に参加しました。
屋台は、約400軒あり、いかやき、たこやき、かき氷などの食べ物が多く並んでいます。
何といっても松江水郷祭の最大の呼び物は、宍道湖の湖上に浮かぶ2台の台船から打ち上げられる花火です。西日本最大の花火だそうですよ。今年は、午後8時から1時間で9000発上がりました。何と1秒で約3発です。この豪華絢爛の
色鮮やかな大輪が松江の夜空を焦がしました。宍道湖大橋などの打ち上げ場近くで見物していると花火の黒いすすがゆらゆらと舞落ちて来て水面で「ジュー」いう様は経験した人は多くはないでしょう。
湖の水面を見ていると色鮮やかな花火が映し出し、上を見たり下を見たり忙しく見物出来、宍道湖ならではです。
今年の花火のテーマは、神々の国出雲と宍道湖に沈む夕日だったとか?
想像以上に見事でした。
これで松江市民も秋が迎えられることでしょう。


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松江しんじ湖温泉お湯かけ地蔵祭り

2014年09月01日 15:20   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。こちら松江市では、相変わらず梅雨のような天気が続いています。8月に入りカラッとした天気は数日しかありません。太陽が恋しい毎日です。残暑が厳しければ思いも違ったり我儘なものですね。
8月24日(日)には、雨の中「松江しんじ湖温泉お湯かけ地蔵祭り」が行われました。
松江しんじ湖温泉は、開湯は1971年と今から43年前と比較的新しい温泉です。温泉街は、宍道湖の東の北側に存在します。ホテル・旅館は8軒です。
その中ほどに、島根県唯一の市電である一畑電車「通商バタデン」の始発駅の「松江しんじ湖温泉駅」があり、宍道湖の北岸を走り、出雲大社や出雲市を結んでいます。
お湯かけ地蔵まつりとは、松江しんじ湖温泉の源泉に建立されている「 お湯かけ地蔵尊」を、地蔵盆である8月24日に供養するとともに天然温泉の恵みに感謝するお祭りです。
場所は、松江しんじ湖温泉駅か南ら始まる松江しんじ湖温泉中央通りのお湯かけ地蔵尊周辺で行われます。歩行者天国となり、無料で温泉に入れたり約40軒の屋台も出ます。
特に関心があるのは、勿論、地酒無料試飲ですね。松江は、水の都で、おいしい地酒があるんですよ。
他にもフリーマーケットや青空市などもあります。
また、午後8時からは、約15分ですが、花火も上がります。一発一発がゆっくりと上がり、宍道湖の湖面に映るのを眺めるのもおちらと(ゆっくり)出来て、いかにも松江の風情プンプンでいい感じです。
今年は松江水郷祭が中止となり松江では、今夏は初めての花火が、宍道湖畔に響きました。小雨の中で少し寂しい今日のお祭りでした。