松江/山陰バリアフリーツアーセンター
総アクセス数:13028780
今日のアクセス数:4016
昨日のアクセス数:5984

松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

仁摩町 鳴り砂の秘密とことが浜伝説とは?

2023年09月06日 14:49   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハダル@矢野です。
9月になって、暑さは、ひと段落の松江市です。


今日は、仁摩町 鳴り砂の秘密とことが浜伝説とは?という話題です。
鳴り砂とは、丸みを帯びた石英が65%以上含まれ、外部より急激な力を加えると音を発する砂のことをいいます。
鳴り砂の浜は日本で約30ヵ所確認されていますが、浜がゴミ等で汚れていないことや砂粒がほぼ均一であることなど
稀な条件下で鳴り砂になります。
浜の全域にわたってよく鳴る砂浜は、今では数えるほどになってきて、500万年と言う悠久の時に育まれた
この奇跡の浜「琴ヶ浜」は、日本有数の鳴り砂海岸として注目されています。
琴ヶ浜は、仁摩町馬路の海岸に約1.6kmにわたって続く砂浜です。
1996年に、『日本の音風景百選』と『日本の渚百選』に選ばれました。

琴姫伝説とは?
壇ノ浦の源平合戦で平家が滅亡した寿永4年(1185年)春、波に洗われ痛々しい姿になった
1艘の小船が馬路の浜へ流れ着きました。
その小舟の中には、たいそう美しい姫が一人、気を失ったまま横たわっていました。
そのか細い両腕の中には、しっかりと琴が抱かれていました。
姫は村人たちの手厚い介抱により少しずつ体力を取り戻し、消えそうだった一命を取り留めることができました。
姫は平家一門であったため、平家が滅びた今となってはもはや帰る住まいもなく、ただ身を隠しながら、
情け深い村人たちにすがって生きるより他に道はありませんでした。
姫はこれまで村人たちから受けた数々の情けや恵みへのお返しにと、日ごと夜ごと琴を奏で続けました。
その琴のしらべは、時に悲しく時にやさしく浜一帯に鳴り響きました。
その音色は、いつも村人たちをはげまし、なぐさめたと後々まで言い伝えられています。
やがて日が経つにつれ、ますます村人たちは姫を心から敬い慕うようになっていきました。
けれども姫は、恐ろしかった戦(いくさ)が思い起こされるたびに、それまでの華やかな都での生活がしのばれ、
この世の運命のはかなさを嘆かずにはおられませんでした。
そうして1年が過ぎ、春が巡ってきたうららかなある日のこと、海の漁から帰ってきた村人たちは、
いつも鳴り響く琴の音が聞こえてこないことに気づきました。
この異変を案じた村人たちは、姫の住まいを訪ねてみると、
この浜に流れ着いたときと同じ姿で、姫はすでに息絶えていました。
村人たちは、美しく心優しい姫の死をいたく悲しみ、浜一帯が見渡せる丘に琴と一緒に葬りました。
翌朝、漁に出ようとした村人たちが浜を歩くと、琴を奏でるようなやさしい音色が浜から鳴り響いてきました。
村人たちはこの音色こそ、姫が村人たちのためにこの浜に残してくれた琴のしらべに違いないと言い伝え、
その後、この浜を「琴ヶ浜」と呼ぶようになったとのことです。

悲しい伝説ですね!
ところで、海岸を裸足で歩く事がなくなったあなた! 
波打ち際をきゅっ きゅっと音を鳴らしながら歩いてみませんか?