松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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あなたは、「20分で眠れなければベッドを出る」ですか?

2019年03月18日 14:47   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。「春眠、暁を覚えず」とはよく言ったものです。何と昼間に目無垢なったりします。季節の変わり目には睡眠の悩みが増える。という事なのでしょうか?
3月に入って日の光もまぶしくなり、暖かい日も増えてきました。就職、進学から異動、転職など、新生活を控えている人も多くなる忙しい季節ですね。視覚に障がいのある私にとっては、起床時に明るいのは有難いのですが、日に日にお昼間の眩しさを感じる季節ですが、まっ、朝が早く来る方が勝ちでしょうか。その人によって感じ方も様々です。
春は、日中にウトウトと眠くなるイメージがあります。夏目漱石は、小説『草枕』のなかで、「春は眠くなる。猫は鼠を捕る事を忘れ、人間は借金のある事を忘れる」と書いています。まっ、そんな事はないにしても・・・。
「日中どうしても眠くなる」「朝早く目が覚める」「すっきり起きられない」など、季節の変わり目には睡眠の悩みが増える印象があります。
漱石も感じていた春の眠気ですが、日中に眠くなるメカニズムが、人間には備わっているのでしょうか。 春になると眠気が強くなるのは、科学的にも確かにあることだとわたしは考えます。理由は一つに絞られるものではなく、体内時計といった生物的要因から、新生活に向けた緊張など心理的要因がミックスしていると考えられます。
睡眠時間は「一年間同じ」ではないのです。
わたしたちの睡眠時間は、一年通じて一定ではありません。日の長い夏には睡眠時間は短くなり、夜の長い冬には長くなります。 春は、夏至のころほど昼の時間は長くありません。ただ、寝室の中に光が差し込む時刻は、冬の頃と比べて徐々に早くなってきるのを実感します。明け方にまだ眠っているようでも、人間の脳は網膜を通じて日の光を感知し、覚醒を始めるのです。
睡眠時間は、春よりも夏の方が短くなります。しかし、眠気と言えば、夏よりも春という方が多いでしょう。温度や湿度などの環境が、猛暑の夏と比べて穏やかな春のほうがウトウトしやすいのはもちろん、冬の長い夜に慣れていた体内時計が、長くなりつつある昼にまだ慣れてきていないのが理由です。5月の連休ごろになれば、体内時計は昼の長い一日に慣れてしまうのです。
ここで、お昼寝をしてしまえば、今度は夜になかなか寝付けないというどうもこれも困ったものです。布団の中で寝がえりをあっちにこっちに。20分で寝付けなければbetから出て何か他の事をして、再度、挑戦した方がいいとの研究結果もあるようです。
まっ、しばらくは、眠い朝ですが、もうすぐお昼間と夜の時間が同じになり逆転すれば、その悩みも解消するとの事なので、皆さん、ご安心を!