松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

松江の秋の風物詩「2018松江祭鼕行列」が今年も開催されます!!

2018年10月16日 14:56   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。プロジェクトゆうあいの近くの堀川 北堀橋近くを散歩すると堀川遊覧船の船頭さんの渋い歌声が聞こえています。乗船する観光客もうっとりと聞きいっている様子が伺えます。そんなのどかな松江市です。
さて「2018松江祭鼕行列」が今年も迫ってきました。10月20日(土)の夜には前夜祭があり翌21日(日)には本番で天神町ロータリーから松江城まで練り歩きます。松江市内の至る所で、毎夜、各町内で子どもたちも練習をして町内の長老から仕来たりなども含めて受け継ごうと一所懸命です。
松江の歴史が育んできた鼕(どう)行列は、秋空に響く撃の音は力強く、見る人を圧倒するお祭りです。堀尾吉晴公により開府され、来年で400年を迎える松江市です。城下町として栄えた街には古くから伝統的な祭りが多く、秋に開催される鼕行列もその一つです。
鼕行列は、「松江神社」の例大祭、松江開府を祝う祭りで、鉄の車輪の付いた屋根付き山車屋台に4尺(1.2m)~6尺(1.8m)の鼕(どう)と呼ばれて いる太鼓を2~3台据えて、笛やチャンガラの囃子に合わせて打ち鳴らし、子どもたちが綱を引き十数台で行列をする松江の秋を彩る風物詩です。


その歴史は古く平安時代にさかのぼります。京都で行われていた「左義長」(さぎちょう)という正月行事が出雲(松江)地方にも伝わり、正月の歳神行事「とんど行事」として行われるようになったことが起源で、江戸時代に松平五代藩主・宣維(のぶずみ)公に京都から岩姫が輿入れされたことを祝い、町民が鼕を打ち鳴らしたことが祭りの始まりと言われています。
そして、現在のように行列をするようになったのは、大正天皇の御大典の時からです。
近くで見物すると鼕のを叩く音がお腹の底まで響きます。
このにぎやかなお祭りを是非、体験してみて下さい。
お問い合わせや交通規制については、下記URLよりご覧下さい。
2018 松江祭鼕行列 | 水の都松江 松江観光協会 公式サイト
https://www.kankou-matsue.jp/event_calendar/events/201801-12/201810/dougyouretsu.html



松江では10年に一度のホーランエンヤ船神事の準備が始まりました!

2018年10月16日 11:49   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。来年5月に松江市で開かれる10年に1度の日本最大級の船神事「ホーランエンヤ」の練習が始まるのを前に、同市矢田地区の参加者らが13日、松江城山稲荷(いなり)神社(同市殿町)で安全を祈願をして、いよいよ本格的に準備が始まるようです。
このホーランエンヤは五穀豊穣を願い、江戸時代に始まったとされています。同神社にまつられた精霊を神輿船に乗せ、大橋川などを通って、約10キロ離れた阿太加夜神社(同市東出雲町)に運みます。メインの船行列には「五大地」と呼ばれる馬潟、矢田、大井、福富、大海崎の各地区が参加します。約100隻が川を進み、鮮やかに飾られた櫂伝馬(かいでんま)船では勇壮な舞が披露さまする。 この日は「矢田櫂伝馬」の踊り手や裏方ら約50人が低頭しておはらいを受けました。
ホーランエンヤとは島根県松江市で10年に1度開催される城山稲荷神社式年神幸祭(式年祭)の祭事です。漢字では「宝来遠弥」あるいは「豊来栄弥」の字をあてられます。
城山稲荷神社の御神体を載せた船団が大橋川から意宇川を通って阿太加夜神社に渡る渡御祭、阿太加夜神社において櫂伝馬奉納などが行われる中日祭、再び御神体を載せた船団が城山稲荷神社に還る還御祭の三つの祭礼から構成されます。櫂伝馬船での「櫂伝馬踊り」は松江市指定無形民俗文化財に指定されています。各地区ならではの「櫂伝馬踊り」は子どもが主人公です。代表となった子どもは、歌舞伎役者のような化粧をして見えをきったりと本格的な役者に返信します。10年に一度という事もありこの伝統を続けるのも地元の保存会の皆さんの努力には頭が下がります。
大阪天満宮(大阪市)の天神祭、厳島神社(広島県廿日市市)の管絃祭とともに日本三大船神事のひとつとされています。 
この船神事は、2019年5月18日に渡御祭、22日に中日祭、26日に還御祭が開催されます。
是非、この神事をご観覧下さい。お待ちしています。