松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

Webアクセシビリティセミナー2017

2017年11月02日 16:00   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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■Webアクセシビリティセミナーのご案内
ハウル@矢野です。今年もプロジェクトゆうあいでは、下記の通り「Webアクセシビリティセミナー」を開催します。お近くの方は是非、ご参加下さい。

【あなたのサイト、全ての人の役に立つ】
Webアクセシビリティセミナー2017

キャッチ: あなたのWebサイト、人任せで良いですか?

アクセシビリティの技術はWebのバリアフリーとよく誤解されています。
しかし、本来のアクセシビリティはユニバーサルデザイン、誰にでも使いやすい設計こそが肝要です。アクセシビリティに対応するということは = より多くの人に情報を伝えられるということ。
「外国人旅行客」、「高齢者」、「障がい者」、「AI」、多様なユーザーに無理なく情報を伝えることができる、その近道となる技術です。
事例と実践を交えて対応のヒントとメリットをお伝えします。
皆様のご参加、心よりお待ちしています。

日時:2017年11月15日(水)13:30~15:30
場所:松江オープンソースラボ
MAP
参加無料
定員30名
対象 これからWebサイトを作る方、使う方
   企業・団体・自治体の広報担当者
   Webデザイナー、フロントエンジニア 一般参加可
【プログラム】
Webアクセシビリティ総論・これからのアクセシビリティ
障がい当事者のデモ(実例紹介)
アクセシビリティセルフチェックの方法
質疑応答
後援:一般社団法人 島根県情報産業協会、島根県 健康福祉部障がい福祉課

『講師』
早瀬 耕平(プロジェクトゆうあい・Webデザイナー)
渡部 栄子(全盲・視覚障がい者)
矢野 健(視覚障がい者、盲導犬ユーザー)
山本 真徳(肢体不自由、車いす利用者)
『申込先』
松江市北堀町35-14
電話 0852-32-8645
FAX 0852-28-1116



島根県奥出雲町にはたたらがもたらした食文化があります

2017年11月02日 14:41   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。台風が2週連続で日本列島を襲いました。被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げます。
今年も早い物であと2ヶ月を残すのみとなりました。
さて、今回は、島根県奥出雲にはたたらが残した食文化があるという話題です。
この季節になると 奥出雲町を訪れるのが楽しみになります。お目当ては、山波の紅葉はもとより、特産品・仁多米(コシヒカリ)の新米です。もちもちして、うま味が広がるのが特徴です。
さらに11月上旬になると、新そばも加わります。
国内で数少ない在来種のそばの中でも、横田小そばと阿井小そばは同町だけに育つ厳選品です。出雲そば通の方なら当然にご存じですね。
両品種とも、一般的なそばの品種より収量が少ないものの、たぐると、歯応えがあり、香りと甘味が強いのに驚かされます。
とりわけ、横田小そばは他品種と交配が進み、一時的に姿を消したが、保管されていた種子の活用や、わずかに栽培していた農家の手助けで復活し、大切に育てられています。
実は奥出雲を代表する秋の味覚の
仁多米とそばはともに、たたら製鉄と縁が深いのです。
水流の力で山を削って、原料の砂鉄を採取した跡地が棚田に再生され、米が栽培されています。
そばはたたらで使う炭を焼くために木を切った後、焼き畑をしてそばの種をまいたと聞いています。
江戸時代、松江藩の鉄山師を担った同町の櫻井家には、たたらとそばの結びつきを連想させる器が残されています。。
輪島塗の椀(わん)は殿様専用で赤漆の四角い器は上客用、25人前の一組は家で
の普段使い。
単に鉄を造るだけにとどまらず、米やそば作りにもつながったたた
ら製鉄。来訪者に秋の味覚を楽しんでもらう際に食文化の歴史を示し、魅力をさらに
高めたいものです。
今月の終わりごろには新そばが登場するのが楽しみですね。