呉バリアフリーツアーセンター
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宿泊施設について考えるその2

2013年12月11日 11:47   呉バリアフリーツアーセンター
コメント(1)

一週間のご無沙汰でした。瀬戸口です。先日6日から中央公園にて

くれイルミネーションロードが始まりました。来年一月初めまでやってるそうですが

写真を撮り損ねたので、来週にでも掲載予定です。ということで本日は

宿泊施設について考えるの二回目をお送りします。

前回はバリアフリールームの数が少ない、というお話でした。今週はわたくし、

瀬戸口がホテルに泊まるとき実践するコツをご紹介します。


1.ホテルの選び方

部屋の情報は必ず電話で確認

経験上、19㎡以下の部屋では車いすの動きが取れません。

ユニットバスと通路の間で動けなくなるか、奥まで進めても転回ができません。

浴室のシャワーヘッドも動かない場合があり、

熱湯を浴びるか、まったく水がかからないこともあります。

お風呂に手すりは必須、なければ折り畳みでもよいので椅子を準備してもらいましょう。

手間はかかりますが必ず電話で確認しましょう。


2.荷物はできるだけ少なく、宅配便を有効利用

大きな荷物は、車いすの動きを妨げるほか、旅行先でのエレベーターや

タクシー利用で苦労することになります。

すぐ使わない荷物やお土産の運搬は宅配便を上手に使いましょう。

長期の旅行では、下着などを旅行先の100円ショップ等で現地調達すると便利です。

3.荷物は広げない

荷物は車いすにかけたまま、必要なものだけ取り出し

使い終わったらすぐにしまいます。こうすることで荷物が収まらないトラブルを防ぎ

翌朝の出発準備が楽になります。


4.室内灯の豆球とユニットバスの照明はつけたまま

別にお化けが怖いわけではありません(笑)。

ホテルの部屋は大抵狭いのです。真っ暗では車いすにもたつき、

非常時に避難が遅れます。避難路を確保するうえでも大事なのです。

さらに、つけっぱなしの照明が勝手に消えること自体が、

非常事態の目印になるのです。


5.街の中を移動しよう

徒歩移動の場合は、路線バスが走る大通りを移動すれば動きやすい。

タクシーを利用するときは目的地の住所がわかるものを用意しましょう。

外出時に帽子は必須アイテムです。夏の強い日差しや冬の冷たい風をよけたり

突然の雨の際、近くの建物に入るまで雨を避けることができます。


ということで、今日はいつもより盛りだくさんでお送りしました。

みなさんのお役にたてれば幸いです。それではまた来週

コメント一覧

  • えみ (2013年12月17日 09:56)

    旅に慣れていない方には、とても参考になる情報だと思います。
    今後も参考にしていただけるように紹介します。