松江/山陰バリアフリーツアーセンター
総アクセス数:13060331
今日のアクセス数:4180
昨日のアクセス数:9597

松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

旅心くすぐるのは共通点?!

2018年09月18日 13:53   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)


ハダル@矢野です。今年(2018年)の中秋の名月は、9月24日(月曜日・振替休日)なのだそうです。天気がいいと良いのですが・・・。
さて、突然ですが、島根、和歌山、群馬の3県の共通点と言えば何でしょうか?
その答えは、「美人の湯」がある事です。
出雲市の湯の川温泉、田辺市の龍神温泉、東吾妻町の川中温泉は、「日本三大美人の湯」として知られています。皆さんはご存じでしたでしょうか?
皆さんは、「日本三大美人の湯」と聞いて三大を制覇してみようと思いませんか?
3年以内に三つの温泉に泊まると「美人証明書」と記念品がもらえるスタンプラリーを各温泉の旅館組合が2年前から開催しているそうです。美への欲求と旅心をくすぐるラリーは効果があるようです。先日、湯の川温泉に100人目の達成者が宿泊したそうです。旅先に美人の湯を選ぶ誘い水になっているようです。
また、この秋、島根と新潟、長野の3県で新しい連携が始まるそうです。何だと思いますか?
その答えは、大国主を祭る出雲市の出雲大社と、古事記では大国主が求婚した沼河比売(ぬなかわひめ)を祭る糸魚川市の奴奈川神社、子神の建御名方(たけみなかた)を祭る諏訪市の諏訪大社を「家族」の共通項で結ぶ事です。
3年前、神話を描く新潟県の日本画家・川崎日香浬さんが出雲大社と諏訪大社に作品を奉納したことを機に、糸魚川市が出雲市と諏訪市に呼び掛けました。10月、川崎さんが奴奈川神社へ作品を奉納するのに合わせ、糸魚川市に3市の官民が集うそうです。共通点がある地には親近感と探求心が湧くというものです。
行楽の秋、関心のあるテーマを地元で探し、旅先を選んでみたいものです。古里をより知るきっかけになると思います。


 



皆さんは「旅行」と「旅」のどちらが好きですか?

2018年09月18日 13:21   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)


ハダル@矢野です。9月も後半に入り、季節は秋にどっぷりと浸かって来た感のある松江市です。
今回は、「旅行」と「旅」のどちらが好きですか?というテーマで少しお話をします。
「旅行」と言えば、新婚旅行、就学旅行、慰安旅行など。
「旅」と言えば一人旅、ぶらり旅、可愛い子には旅をさせろなど。
さて、旅と旅行について、広辞苑によると旅とは「住む土地を離れて、一時他の土地に行くこと。旅行。古くは必ずしも遠い土地に行くことに限らず、住居を離れることをすべて「たび」と言った。」とされています。続いて、旅行は「徒歩または交通機関によって、おもに観光・慰安などの目的で、他の地方に行くこと。たびをすること。たび。」と表記されています。
これらの定義を踏まえると、旅は別の土地に移動すること自体を指すが、旅行は観光や慰安などのために移動することを示します。つまり、広辞苑での旅と旅行の差異は「目的の有無」だと考えられますね。
人はなぜ旅(目的のない移動)をするのか?と考えると、新しい「偶然」を求めているからではないでしょうか。
目的がなければ、脇道、寄り道、曲がり道も自由自在なので、より自分にとって大きな偶然に出会うことができます。偶然は出会いや食べ物、景色などに形を変えて現れ、衝撃を残していきます。その代わり、それ相応のリスクは覚悟しなければなりません。
とはいっても、現代社会で生活をする私たちにとって目的もなく時間無制限の旅は現実的に困難です。情報化の進んでいる現代ではほとんどの方は、無謀な旅はしませんね。計画のない旅が出来る人は、余程、暇とお金と度強のある人に限られますね。
特に、視覚に障害のある私たちにとっては、相当に苦労するであろうと想像出来ます。まず、綿密な計画から始まります。せいぜい、ぶらり入った居酒屋で地元の郷土料理をいただいたり、朝市で地元の名産に合うかくらいでしょうか。旅行の中に無理のないところでフリータイムを数時間とるくらいでしょうか?
見えづらい私たちの仲間が言っていた事を思い出します。自宅を出て道路に立っていたら「どうかしましたか?」または、「何かお困りですか?」と声を掛けてもらいまずは、近場のバス停まで連れて行ってもらい、JRの駅まで行ったとします。駅でまた、声を掛けてもらい次の目的地まで行き、また、声を掛けてもらい最後の目的地に到着出来る社会が理想です。。。と