松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

ハゼ(ゴズ)は宍道湖の一番人気で美味!?

2016年10月14日 15:17   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。

宍道湖には「宍道湖七珍」といって、宍道湖にいる7種の魚介類(スズキ、モロケエビ、ウナギ、アマサギ、シジミ、コイ、シラウオ)を使った郷土料理 があります。
しかしながら、一般庶民にとっては、ダントツで第1位の魚がいます。こちら宍道湖、大橋川、中海周辺では、「ゴズ」といいます。正式にはハゼですね。
ゴズは宍道湖で、とてもポピュラーな魚でありながら「なぜか宍道湖七珍」に入っていません。なぜかと考えると、一つ目は捕獲が簡単であること、ある意味愛らしいのですが、見方によっては、グロテスクなところでしょうか。
秋の休日になると、宍道湖や中海に多くの釣り人が姿を表わします。家族や会社の団体など大人も子供も釣り糸を垂らして、「ゴズを釣ります。時々間違って、ウグイ、スズキ、セイゴ、もかかることもあります。
ゴズ釣り大会は、小学校の秋の行事であったり、市民の行事であったりして、宍道湖・中海の湖岸における秋の風物詩になっています。
ゴズの餌はゴカイやミミズなどで、釣り糸を垂らせば誰でも?1時間も釣ればバケツ一杯も釣れます。
だからこそ、人気者?なのでしょうね。中には、しちりんを持ち込み、すぐにてんぷらで食べる人たちもいます。
ゴズの旬は秋から冬です。一般的には刺身や天ぷらにして食べることが多いようです。淡白な白身で旨みのあるゴズは、姿形からは想像もできないほど美味ですよ。 ここ宍道湖・中海近辺では、昔からゴズを焼いて干して、雑煮や吸い物のダシに使います。またゴスの甘露煮や昆布巻きは、この地方の伝統的なおせちの定番料理です。
あんまり、料亭や居酒屋などの料理やでは、おしながきにはないようですが、前もって予約すればきっと生きのよいゴズ料理を出してくれると思います。値段は、旬な時期であれば安価であること請け合いです。



十三夜の月は2番目の名月?!

2016年10月14日 13:30   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
秋、本番を迎えて食欲の秋に執着している私です。この間、今秋初の鍋物に熱燗という何とも至福の時を過ごしました。
夜の時間が長くなり松江では、松江城天守や嫁が島のライトアップや行燈を道路に設置(水燈路)と夜を楽しむイベントが盛んなこのごろです。
さて、昨日は2番目の名月といわれる十三夜でしたが、こちら松江市では雲模様で見る事は出来ませんでした。皆さまの所では如何でしたでしょうか?
勿論、1番目は9月15日の中秋の名月です。山陰では曇っていて、見られなかった人が多かったかもしれません。私は運悪く2度とも見られませんでした。ウ~ン残念です。
お月見の行事は中国から伝わってきたものですが、約1カ月後にもう一度お月見をするというのは、日本独自の風習なのです。およそ1100年前の平安時代に始まったといわれています。
中秋の名月が「芋名月」と呼ばれるのに対し、後の月は「栗名月」または「豆名月」と呼ばれます。また、中秋の名月の夜をよく「十五夜」といいますが、後の月の場合は「十三夜」といいます。
2度目のお月見は十三夜ですから、次の満月ではなく、その少し前の月が見えることになります。なぜか、わずかに欠けた月を祭るのです。
ちなみに現代では、十五夜のお月見だけの事が多いですが、昔はお月見と言えば、十五夜と十三夜のセットで行われていました。というのも十五夜だけお月見をするのは、「片見月」といって縁起が悪いとされたからです。
なので、 十五夜を見たら、十三夜も見る、 十五夜を見なかったのなら、十三夜も見ない、
としたそうです。私の場合はたまたま、後者になってしまったので、良かった?です。
皆さまは秋の夜長をどのようにお過ごしでしょうか?
いづれにしても○○の秋はその人のとらえ方にお任せするとして、松江の夜を体験しに来て下さい。