松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江の「天神さんの名物たこ焼き」40年変わらぬ味で今でも人気です

2017年07月18日 14:43   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。ムシムシ暑い日が続いています。まだ梅雨だというのにもう夏バテ状態になっています。こう暑くてはうなぎでも食さなければ過ごせそうもありませんね。
松江市民の夏まつりの一つ「白型天満宮の夏祭り」が今年も7月24日(月)~25日(火)に松江市天神町のロータリー付近で開催されます。
学問の神様として有名な菅原道真公をまつった神社で、地元では「天神さん」と呼び親しまれています。御輿が繰り出されたり、多くの露店が立ち並ぶなどしてにぎわいます。お化け屋敷やろくろっくびの女やバイクでグルグル開店したりと見世物小屋もあったのは良き昭和の時代でした。
ご利益は、
●おかげ天神・・・ぼけ封じ、受験合格などのおかげがあるといわれています。 あなたもお参りされた方がいいかもしれませんよ。

その境内に、地元で知らない人はいないという、人気のたこ焼き屋さんがあります。トロトロ、フワフワの独特のたこ焼きは、一度食べたら忘れられない味です。
「天神さんのたこ焼き」として親しまれているこのお店。昔の駄菓子屋を思わせるレトロな佇まいが歴史を感じさせます。
おっちゃんとおばちゃんでたこやきと駄菓子屋を経営しています。 たこ焼きを焼いているのはおっちゃんです。おばちゃんの人気のたこ焼きを作り続けています。白潟天満宮の境内入って右手がお店です。
ここのたこ焼きの特徴は、フワフワ、トロトロの食感です。「外はカリカリ、中はトロトロ」というのが最近の主流ですが、この店では昔からの作り方で、懐かしの味を守っています。
たこ焼きを焼く見事な手さばきも見もの、昭和にタイムスリップしたような外観(中)昔懐かしい駄菓子やおもちゃも販売しています。
昔のたこ焼きは、今より堅く、1個や2個を爪楊枝に刺して販売していたそうです。もっぱら駄菓子と同じ扱いで、子どものおやつという感じだったそうです。

その後時代とともに、鉄板や食材も材質が良くなったことから、柔らかいたこ焼きが作られるようになり、フワフワの食感のたこ焼きが評判を呼ぶようになり、現在も、先代から受け継いだレシピでたこ焼きを焼いているそうです。使うのは、 鰹ダシと小麦粉を合わせた生地に、タコ、天かす、キャベツ、紅生姜。とりわけて個性的な材料は一切使わず、具材のバランスと焼き加減で勝負しています。
味の決め手は、数種類をプレンドしたオリジナルソース。酸味と甘みが強いのが特徴です。 食べ方にもコツがあります。柔らかいので 爪楊枝で突き刺すのは無理なため、2本の爪楊枝を箸のように使って食べるのが"通"な食べ方です。8個入り250円という、昔ながらの価格も嬉しい限りです。
今は子供より大人のお客さんのほうが多いそうです。特に年末年始やお盆には帰省した方がわざわざ買いに行きます。多い日は200箱も売れるという人気の味です。
天神さん参詣の帰りに、ぜひ味わってみてください。

天神さんのたこ焼き屋さん
島根県松江市天神町58
tel.0852-25-0328
[営]9:30~18:00
[休]月・ 金 (祝日、イベント時は振替)