松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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出雲大社では八百万の神々が縁結び会議始まる!

2015年11月24日 11:25   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
昨日までの3連休が紅葉狩りには最後になったと思われるこちら松江市です。
相変わらず松江城周辺には観光客の団体があちらこちらみ見受けられます。
お天気の良い朝には、宍道湖周辺は深い霧に包まれ、その中に嫁が島やしじみ捕りの小舟が微かに見えて水の都松江っぽい風景です。
さて、出雲大社では、旧暦10月10日にあたる10月21日に神迎え宍道が厳かに執り行われました。
3連休の初日とあって、信徒や観光客ら約1万人が訪れ、伝統の神事を見守りました。 
国譲り神話の舞台として知られる稲佐の浜で、かがり火がたかれる厳かな雰囲気の中、千家隆比古・権宮司が海に向かって祝詞を読み上げました。このあと、迎えた神々が乗り移ったとされるサカキ「神籬(ひもろぎ)」が白い布で覆われ、「竜蛇神(りゅうじゃしん)」に導かれて約1キロ先の出雲大社に向かいました。
いつだったか数年前でしたが、この神事は夜の7時から約1時間ですがそれまでザーザー降りだった雨がこの時だけ止んだとか、実際に見物した人曰本当に「神籬(ひもろぎ)に神様が移った時に鳥肌がたったとか何とも不思議(?)な事があります。
神籬が到着した神楽殿では神迎祭が執り行われ、神々が本殿両脇の東西十九社に案内されました。神々は1週間滞在し、向こう1年間の農事や縁結びなどを話し合うとされています。この一週刊は、地元の人々は会議の邪魔にならないように、他の祭りやにぎやかな行事は慎みます。
神々の滞在中、境内では23日に「献穀祭」、26、28日に「縁結び大祭」、28日には出雲から神々が古里へ旅立つ「神等去出祭(からさでさい)」などと祭りが続きます。
出雲以外の方々は、今は神様がお留守だからといってあんまりハメを外すと、ちゃんと留守番の神様がおられて地元に帰られた神様に報告されるそうですよ。あしからず