松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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「八重滝」は8箇所の滝の総称です

2015年08月17日 14:50   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
お盆を過ぎたらこの間までの連続猛暑がうって変わって曇りがちな一週間となりました。
今回も「出雲の涼を求めて」の第4弾にお付き合い下さい。
八重滝(やえだき)は、雲南市掛合町入間にある瀑布群の総称です。ですからこの「八重滝」という滝はありません。
三刀屋川水系の支流・民谷川の渓谷に連続して掛かっている八つの滝だからです。
上流より、八汐・八塩滝(やしおだき)、姫滝、姥滝(うばだき)、河鹿滝(かじかだき)、紅葉滝、滝尻滝(たきじりだき)、猿飛滝と合計8瀑があり八重滝と呼ばれ、約1.5㎞の区間に連なっています。八汐・八塩滝、滝尻滝を除いては渓流瀑となっておりさほどの落差はない。龍頭ヶ滝と同じく、流域にはオオサンショウウオが生息している。
主滝は最上部の八汐滝・八塩滝です。落差40mの段瀑で、上部を八汐滝、下部を八塩滝といいます。
滝尻滝は落差15mの直瀑で轟音と水煙を上げて落下しています。
日本の滝100選にも選ばれています。というのが概略です。
アクセスは国道54号線から看板に従って南に国道沿いの川に架かる橋を渡り約1kmで広い駐車場に到着します。
ここは民谷川の渓谷にある滝で、1キロ余り歩かなくてはいけません。一番上流の八汐滝までは徒歩30分。1キロちょっとあるそうです。
道はきれいに整備されていますが、一部ぬかるんだところもあるようです。歩きやすい靴を履いていた方が良いと思います。
渓谷を歩き、まず見えて来たのが「滝尻滝」です。この滝は見づらい場所にあります。というのは、岩の割れ目から、水が噴き出すように流れていているのです。散策路は、一部横向きじゃないと歩けないほど狭くなっていました。
ここはそんなに水量があるとは思えませんが、下から見ると噴き出すように流れているのが奇妙な感じです。
さらに上流へと、渓谷を歩きます。ほとんど木陰の道なので、涼しいです。マイナスイオンたっぷりと浴びていい気持ちです。
次は「紅葉滝」です。あまり落差はないです。
「紅葉滝」と言うだけあってきっと秋の紅葉の季節もきれいだろうと感じます。きれいな渓谷です。
次は「河鹿滝」です。
次は「姥滝」この滝は橋の真下にあります。


次は「姫滝」です。この滝は流れが激しい滝です。
次はいよいよメインの「八塩滝」です。流石に立派です。
さらに緑の林の中を歩き・・・ます。最後の滝「八汐滝」です。読み方は一緒の「やしおだき」。でも字が違います。
下の方が「八塩滝」、その上に重なるようにあるのが「八汐滝」です。
上の八汐滝からの落差は40メートルです。こちらも立派な滝です。
岩だらけなので、転ばないよう慎重に歩きます。
8つ滝があるのですが、これまでに見たのは7つですね。
実はもう一つの滝は、駐車場の手前にあったので、車で通過していました。
これが8つ目の滝。「猿飛滝」です。
如何でしたでしょうか!
マイナスイオンをたっぷりと感じ、新緑の中で森林浴と贅沢な時間ではなかったでしょうか。
それでは、またの機会にお付き合い下さい。


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