「最近男女に限らず日傘を使いますね!
2025年07月16日 15:45
松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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アリア@矢野です。
みなさん、今日は。
暑さのはじまりの「小暑」ですので、立秋までは、あいさつは、「暑中お見舞い申し上げます。」
最近男女に限らず、青紙を張った日傘を差す人が、多くなってきました。
歴史は、江戸時代に遡ります。
江戸中期に幕府が出した日傘の禁止令はこんな内容でした。
それほど流行したらしいのです。
元来、傘の始まりは日傘です。
古代エジプトで日光を遮るために生まれたとされています。
6世紀に百済から仏典と共に渡来した「蓋(きぬがさ)」も一種の日傘です。
アンブレラの語源はラテン語の「影」、パラソルも「太陽から守る」が原意だそうです。
古代中国でロウや漆を使った防水加工が生まれたそうですが、雨傘の普及は洋の東西を問わず、18世紀以降のようです。
開閉が可能になって利便性が高まりました。
日差しを遮れば体感温度は5~7度も低下するそうです。
地球温暖化の影響で毎年のように猛暑が続きます。
直射日光を避ける習慣を持つのは理にかないます。
冒頭に書いたとおり「男日傘」は昔から存在しました。
「両天傘」は晴雨兼用の傘です。
小ぶりで江戸では男女の別なく使われたといいます。
最近は雨傘に紫外線カットの機能を持たせたり、日傘を防水仕様にしたりした両用傘が人気です。
いつゲリラ豪雨に遭うかわからない亜熱帯のような天気が当たり前になりました。
性別にかかわらず必携の時代かもしれません。