松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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江戸時代の大名は、相撲好きだった?!

2022年12月15日 10:49   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
今年の冬は、今までは暖かい様子でしたが、松江市でもお天気マークにとうとう雪印が予報されています。
花壇には、カメムシが多い我が家です。

さて、江戸時代の大名は競ってお抱え力士を持ち、互いに競い合い、従って相撲が
民衆にも普及し各地で工業が盛んにおこなわれていました。
松恵藩でも雲州力士もはばをきかせました。
当時の川柳に「雷電と稲妻雲の抱えなり」。
何やら荒れ模様の空を詠んだような感じですが、相撲好きにはピンとくるに違いないでしょう。
雷電為右衛門と稲妻雷五郎。
ともに江戸時代後期に活躍した強豪力士として歴史に名を残す有名力士です。
「雲」とは雲州松江藩を指す相撲好きの藩主が強い力士のパトロンとなることで、藩の力を競い合った時代です。
松江藩も、大名茶人・不昧(ふまい)公として知られる松平治郷(はるさと)らが熱心だったといいます。
19世紀初頭の番付では、西方の幕内上位6人を雲州力士が独占していたほどです。
雷電は横綱になることはありませんでしたが、21年にわたる力士生活で勝率9割6分以上と無敵を誇りました。
第7代横綱となった稲妻も幕内16年で負けはわずか13だったといいます。
来年1月には、初場所が蔵前国技館で始まります。
島根県隠岐郡隠岐の島町出身の「隠岐の海」が現在では、最高位は関脇で、幕内力士として活躍しています。
先場所も勝ち越ししています。
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