松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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あの果実はバラ科なの?

2014年10月02日 11:48   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
秋本番となりましたが、あなたは、「食欲の秋」、「スポーツの秋」、[読書の秋」など何の秋でしょうか。何をするのにもとっても良い季節ですね。
秋は、木本にさまざまな果実が実り、ヒトも動物も当然ながら食は進むといったところでしょうか。
今回は、意外や意外、バラ科の植物は、植物の世界ではとっても幅を利かせている話題です。
バラの季節といえば、5月から6月ですね。最近では、四季咲きも増えています。花の世界でも季節感が薄れて来ています。
園芸の専門家の方に聞けば一度咲きが本来であり花も大きく色鮮やかだということです。やっぱり「旬」はありますね。
また、つるバラの栽培に精をだしている方も多いと聞きます。
さて、今回は、バラ科の植物や果実は今まで思いもよらなく多いということに気が付きましたので紹介します。
バラといえば花は赤く茎はあの痛いとげのある植物ですね。ところが、とげのない木にもバラ科が数多く存在しています。
バラ科の植物は実に多彩です。「えっ!?これもバラの仲間なの?」っていう感じで、園芸や切り花で見かけるバラとはかなり違ったものがあり、今までもっていた印象を受けます。
世界には、北半球を中心に、ほぼ世界中に分布しています。草・木、合わせて約126属3400種もあります。日本にも沢山のバラ科の草木が存在する訳ですね。
私が最初にえっ!と思ったのはヤマザクラです。バラとサクラはどう見ても似つかないところですが、基本形花弁とがくの数が各々5枚であることからは、草本と木本の違いはあれ花の数は大きさの違いはあれ同じです。
もしかして梅も桜に似ているのでそうかと思って調べるとやっぱりバラ科です。
吾亦紅あたりになると想像すら出来ませんね。花みたいに見えるのは第一花ではありませんから...。
サクラ、ウメ、モモなど日本で古くから親しまれている花木類、また、イチゴ、リンゴ、ビワ、梨、サクランボ、杏、かりんなど果実、アーモンドなど種子が食用であるものも多くどれも似た感じの柑橘類と比較すれば色も形もバラエィに富んでいます。
これら全然違うフルーツなのに全部「バラ科」になってしまうのは不思議としか言えませんね。
フルーツバスケットに「バラ科」限定で盛り合わせても形や大きさや色どりもさまざまで、結構見栄えのする「フルーツのセット」が出来あがります。
また、最近では、困ったことに果物・野菜の過敏症を訴える人が増えているといいます。
例えば、桜の花の花粉症の人は、リンゴや梨などの同じバラ科の果実で反応するということです。
アレルギーは、免疫性と考えられますが、同じグループにどんな果実や野菜が属しているのかも考慮しなければならないなんて住みにくい世の中?になったものです。
アレルギーや花粉症には縁のない私は、せいぜい「食欲の秋」を満喫することにします。