松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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「花誘う」という言葉に秘められた、美しい日本の風景

2024年04月08日 10:55   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハダル@矢野です。
松江市でもソメイヨシノも開花し、春本番といったところでしょうか?
温かくなってくると気分もウキウキしてきますね。

さて、普段何気なく使っている、日本語の「言葉」。
立ち止まって、その語源に目を向けてみると、さまざまな新しい発見があります。

花といえば……

「花見」といえば、桜を見る宴のこと、と思うくらい、花、といえば桜と考える人が多いのでは。
そろそろ、桜の開花宣言や満開予報が気になる時期にもなり、日々の予報を心待ちにするくらい、
私たちの心に入り込んでいる花の一つです。
そんな桜については、さまざまな言葉がありますが、いくつご存じですか?  

たとえば「花の雲」というのは、桜の花が空一面に映え、遠くから見ると雲のように見える様子を言います。
「花霞(はながすみ)」は満開の桜を遠くから見たときに霞がかったように白っぽくみえることをいいます。

また、桜は水辺にも映える花です。
「花筏(はないかだ)」は、散った桜の花びらが川や湖などの水面に集まって浮かんでいる様子を、筏に見立てた言葉。 
夜桜見物をされる方も多いでしょう。
「花明かり」は、桜が満開になると、夜でも明かりがついたように明るく見える様子のことを言います。 
満開になって、散るまでが短いのも、桜の醍醐味ですね。
「花誘う」は、風が吹いて花(おもに桜)を散らす様子を、風が花を誘うように見立てた言葉です。
「花吹雪」は、桜の花びらが風に吹かれる様子を吹雪にたとえています。 

ほかにも「桜流し」や「葉桜」など、さまざまな言葉をもつ花、桜です。 

桜の名所
・吉野に暮らした平安時代の歌人、西行は、生涯で2000首を超える歌を残していますが、
そのうち桜を読んだ歌は230首くらいあると言います。
----------願わくは 花の下にて 春死なん その如月の 望月の頃(『山家集』より) ----------
今年の桜を愛でながら、桜言葉を使ってみるのも、桜の楽しみ方の一つともいえそうです。