松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

山陰にもサバ食文化があります

2016年11月30日 14:46   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
こう寒くなりますと、どうしても、あったかいもので熱燗一杯という事になりますね。
意外?にもここ山陰では、鯖食文化が盛んだという話題です。
総務省家計調査によると、サバの1世帯当たり年間購入数量の都道府県庁所在地ランキング(2013~15年平均)で松江市が1位、鳥取市2位と山陰はサバ好きの地なのです。
鳥取市では塩サバと焼きサバが食卓の定番。同市気高町酒津で加工する塩サバは「酒津のサバ」と呼ばれ、うまいサバの代名詞となっています。
かつて水揚げされていたのが加工の起こりで、丁寧に血抜きをするのがうまさの秘密だといいます。
現在はノルウェー産を使い、加工食品の原産地表示が義務付けられて以降も「酒津加工」の看板で親しまれています。そして焼きサバとタマネギの煮物は親ガニのみそ汁と並ぶ鳥取の庶民の味です。
なんと、まあ、これで、地酒の熱燗で一杯やれば、身も心も?温まりそうですね。
焼きサバ(地元ではあぶりこといいます)は島根県雲南地方でも名物ですが、身をほぐしてご飯にのせていただきます。食べ方の違いが興味深です。
山陰はほかにも、浜田市にサバのすき焼き風料理「いり焼き」があったり、出雲大社の神門通りには焼き鯖寿司、米子市に名物のサバずしがあったりとこの地だけでサバの話題に事欠きません。
私的にはやっぱり、生きのいい鯖の刺身が一番です。しかし、めったには口には入りませんが・・・。どうもこれは鯖食文化とはならないようです。中国山地にも塩の効いた塩サバが焼き鯖(あぶりこ)と共に深く浸透しています。名物料理でなくても島根県人は根強いものがあります。どうりで、日本酒をよく飲む島根県人たる由縁なのでしょう。




美肌なら松江・玉造温泉…温泉総選挙で最高賞、うる肌部門1位に輝きました!!

2016年11月30日 13:51   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
いよいよ明日から師走に入り、冬ッて感じになりましたね。あたりを見回すと風邪ひきさんのコンコンとせきをする人の数が増えてきました。
4年連続で美肌グランプリの座を今年はお隣の鳥取県に渡し、ちょっと、残念なところでしたが、それを払しょくする温泉でグランプリを獲得した話題です。
そこは、 皆さまよ~くご存じ?の山陰屈指の名湯、玉造温泉(松江市)が、全国の温泉を対象に実施された「温泉総選挙」で最高賞の環境大臣賞に輝きました。
温泉総選挙は、環境省、官公庁などを中心にした「うるおい日本プロジェクト」が初めて開催されました。全国104自治体から応募のあった温泉地125カ所を対象に選考し、8部門で1~5位を決めるなどしました。
この結果、玉造温泉は美肌が特徴の「うる肌部門」で1位に!!さらに、各部門の1~3位となりました温泉地24カ所の中から取り組みや成果などが特に優れているとして環境大臣賞に選ばれ、25日に東京で開かれた表彰式で結果が公表されました。
地元の松江観光協会玉造温泉支部では、「地域が一体となった取り組みが評価された」などと一層の活動に意気盛んです。美肌の石鹸や地元の女子高校生発案の「姫神占い神社クッキーなどのお土産は、美肌などには、ほとんど無関心??の私の耳にも届くところです。また、温泉街の真ん中を流れる玉湯川では夏祭りや蛍の観賞会などイベントも季節毎に開催しています。
このほか島根・鳥取両県の温泉では、三朝温泉(鳥取県三朝町)が「健康増進部門」で、皆生温泉(同県米子市)が「スポーツリハビリ部門」で、それぞれ5位に入賞しました。
これから冬本番となる中、「松葉カニや日本海で捕れる海の幸が皆さまをお待ちしています。



11月14日は68年ぶりのウルトラスーパームーンが出現します!

2016年11月11日 14:34   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
神代の昔から、人は太陽を眺めながら時刻を測定したり、月の満ち欠けで月日を数えたりしてきました。地球から月を見るとウサギが餅をついている姿(?)に見えます。どうして、毎日、何年経っても同じ姿なのか不思議に思った事はありませんか?
地球も月も静止している?そんな事ないですよね。少なくとも地球は自転しています。というと月も地球と寸分狂わずに自転していると考えざるを得ませんね。しかも、月の大きさは、地球の4分の1ですからかなり早い速度な訳です。地球と月の誕生の秘密は世界中の科学者が研究しています。
さて、今年、2016年はスーパームーンを超えた「ウルトラスーパームーン」になるそうです。
皆さまは、ご存じのように「スーパームーン」とは、月が地球に最接近したとき(の前後)に生じる満月のことですね。
2016年は、11月14日(月)の満月がスーパームーンになります。ただのスーパームーンではありませんよ! 
月と地球の距離がぐんと縮まって、68年ぶりの近さになるという訳なんです。スーパームーンを超えた「ウルトラスーパームーン」といえます。
月が地球を周回する軌道は楕円のカタチをしていて、月は公転しながら地球に近づいたり遠ざかったりしています。地球から月までの平均距離は約38万km、月が一番地球に近づくときは約36万km、一番遠ざかるときは約41万kmです。
2016年11月14日の場合、月と地球の距離は35万6509kmになります。これは、1948年1月26日の35万6461km以来の近さになります。
そんなに違わないじゃないの?とお思いかもしれませんが、取りあえず近いという事です。
ちなみに、今年くらい月と地球が近づくのは、18年後の2034年11月26日です。その距離は
35万6500kmをきって、35万6400km台になります。
今年のスーパームーンは、月と地球の距離をフォーカスしたことで、68年ぶりという特別感がプラスされました。
けれど、スーパームーンは天文学の用語ではなく、学術的な定義は存在しません。満月をスーパームーンと呼ぶ、距離の値がはっきりと決ま
っているわけではないのです。そのため、さまざまな解釈をすることができます。
そのなかでも、11月の満月は“エクストラスーパームーン”といっているので、やはり注目すべき月であることは間違いないでしょう。
11月14日は、この時刻に注目ですよ!
天体はつねに動き続けているので、月と地球の位置関係も刻々と変化しています。月が地球に近づくときも、満月になる瞬間も時刻で示せます。
11月14日、月が地球に最接近するのは20時21分です。そして、満月をむかえてウルト
ラスーパームーンになるのが22時52分。この時刻に夜空を見上げれば、ウルトラスーパームーンになった瞬間に立ちあうことができます。
同時刻、月は見やすい高さに昇ってきていますから、方角を気にする必要はありません。夜空に惑星や星座を探すの
にはコツがいるものですが、月は誰でもすぐに見つけられる天体なので、気楽に空を見上げてみましょう。
スーパームーンは平均的な満月と比べて、約30%明るく、約14%大きく見えるといわ
れています。11月14日も同様ですが、体感としてはもっと明るくて大きく見えるかもしれません。
明るさも大きさも最大となる訳ですので、これからのお月見の尺度にしてください。
雲が出ない事をお祈りします。ぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。



松江城近くの「蔵元カネモリ醤油」で天然醸造の味わいを感じました!

2016年11月08日 12:01   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
山陰の冬一番の味といえば何と言ってもズワイガニ(山陰では松葉ガニ」ですね。昨日は初競りがあり五つ星は何と一匹130万円だったとか?そんなにお高いカニをどなたが食するのでしょうね。!
さて、味覚を生かすのも殺すのも日本独特の調味料の醤油があります。古くから日本各地で生産されてきたしょうゆは、それぞれの地域の嗜好や醸造の歴史などにより、さまざまな個性を持っています。その地方の郷土料理にはその土地の醤油が一番合うのもうなずけます。
その種類は、日本農林規格(JAS)によって、こいくち、うすくち、たまり、さいしこみ、しろの5つに分類されています。
皆さんはこだわりのお醤油をお使いでしょうか?一般的にはこいくちしょうゆが国内生産量のうちおよそ8割を占めているようです。
醤油の仕込み時期は秋から冬にかけて行います。まさに今がその仕込み時期なのです。ここ松江城の近く松江市石橋町に創業明治時代の「蔵元カネモリ醤油」森山勇助商店があります。
ガラガラッと店先の玄関のガラス戸を明けると醤油のいい香りが店内一杯に漂っています。今日は醤油蔵を見学させていただきました。店の奥にずんずん進むとやがて2階にあがる古めかしい木の怪談がありそれを登ると大きな醤油樽が沢山並べてあります。圧巻の眺めです。
「お醤油は生きている」とここへ来て、それを強く実感しました。今では数少なくなってしまった、天然醸造の醤油を造っています。2~3年熟成させて造ります。全て杉の木桶仕込みです。100本ある木桶のうち、常時80本くらいを使っているそうです。明治初頭、1875年の創業で、その頃からもう100年以上使っている木桶もあるのだとか。
カネモリ醤油のある地域は、昔からきれいな地下水が流れていた場所で、かつてはあちこちに井戸がいっぱいあったそうです。すぐ近くには豆腐屋さんや酒蔵が今もあり、水がきれいな証拠のひとつといえます。
蔵見学の最後には、ここで造った色々な醤油を味見させてもらいました。ぐぐっと旨味が乗っていて、コクの深い、風味豊かな醤油でした。再仕込み醤油や、7年熟成もあります。醤油の搾りの時期は、蔵の人が逐一味をみて確認するのだそうです。ここの醤油で作った、「手造りかきもち」も密かにおすすめです。時間をかけて天日干しし、乾燥した生地をひとつひとつ揚げた丁寧な手づくりのかきもち。これが本当に止められなくて、ひとりでこっそり食べ尽してしまいそうな美味しさです。
今日はお刺身用のお醤油とかきもちを購入させていただき、お店を後にしました。

○森山勇助商店
住所:島根県松江市石橋町393
TEL:0852-21-2165
http://kioke.com



出雲大社の今年の神迎神事・神迎祭【旧暦10月10日】は11月9日です

2016年11月07日 14:29   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。今日11月7日は立冬となり暦の上では冬となりました。鳥取県の大山は一週間前に初冠雪が降りました。 
さて、出雲大社の最大の神事は何といっても旧暦10月の全国の八百万(やおよろず)の神々が出雲の国に集まる諸々の神事ですね。
神々が集う出雲大社を始めとして各神社では「神迎祭(かみむかえさい)」に始まり、「神在祭(かみありさい)」そして、全国に神々をお見送りする「神等去出祭(からさでさい)」が行われます。
この期間は派手な音楽や大騒ぎは神々の会議の邪魔になると、子どもの頃から静かに過ごす事を教えられる出雲の人々です。
一連の神事は、まずは、神迎神事・神迎祭【旧暦10月10日】 平成28年11月9日19時~から始まる神事です。
出雲大社の西方1kmにある稲佐の浜で、神々をお迎えする神迎神事(かみむかえしんじ)が行われます。
夕刻7時、浜で御神火が焚かれ、注連縄が張り巡らされた斎場の中に神籬(ひもろぎ)が2本、傍らに神々の先導役となる龍蛇神が海に向かって配置されます。
神事が終わると、神籬は両側を絹垣で覆われ、龍蛇神が先導となり、高張提灯が並び奏楽が奏でられる中、参拝者が続き、浜から出雲大社への「神迎の道」を延々と行列が続きます。
この後、出雲大社神楽殿において国造(こくそう)以下全祀職の奉仕により「神迎祭」が執り行われます。これが終わると、ようやく神々は旅(宿)社である東西の十九社に鎮まられます。
この行列には地元人々や観光客らが毎年、多く参加します。1時間30分かかります。
これからが本番の神在祭【旧暦10月11・15日・17日】となります。 平成28年11月10日・14日・16日全国の神々は旧暦10月11日から17日まで7日間、出雲の地で神事(幽業、かみごと)、すなわち人には予めそれとは知ることのできない人生諸般の事などを神議り(かむはかり)にかけて決められるといわれています。
男女の結びもこのときの神議りであるといいます。
神々が滞在される7日間、稲佐の浜に程近い、出雲大社西方950mに位置する出雲大社の摂社「上の宮(仮宮)」で、縁結びや来年の収穫など諸事について神議りが行われます。また、御宿社(神々が宿泊する宿)となる出雲大社御本殿の両側にある「十九社(じゅうくしゃ)」でも連日お祭りが行われます。
このお祭りは一般の方は参列できません。
縁結大祭【旧暦10月15日・17日】 平成28年11月14日・16日
様々な縁結びの神議りが行われる神在祭中の日のお祭りに併せ、執り行われます。祭典では、大国主大神をはじめ全国より集われた八百万の神々に対し、世の人々の更なる幸縁結びを祈る祝詞が声高らかに奏上されます。
参列するためには、出雲大社への事前申込が必要です。
神等去出祭【旧暦10月17日・26日】 平成28年11月16日・11月25日
夕刻4時、出雲大社境内にある東西の十九社にあった神籬が絹垣に囲まれて拝殿に移動されます。拝殿の祭壇に2本の神籬、龍蛇、餅が供えられ祝詞が奏上されます。その後、1人の神官が本殿楼門に向かい門の扉を三度叩きつつ「お立ち~、お立ち~」と唱えます。この瞬間に神々は神籬を離れ出雲大社を去られます。
これで出雲大社での神事は終わります。
この神事が終わると冬の準備に入る出雲地方です。