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島根県民会館主催 視覚障がい者ダンスワークショップのご案内 12月13日(水)開催

2017年11月20日 11:41   としまる
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『第5回 プロダンサーが開く! 身体と心をほぐすダンスワークショップ』のご案内です。

昨年から、島根県民会館と松江市視覚障害者協会、山陰網膜色素変性症協会、ライトハウスライブラリーとが協力して開催してきた、ダンサー田畑真希さんによる視覚障がい者の方のための5回目となるダンスワークショップを開催いたします。
講師は国内外で活躍するプロダンサー・振付家の田畑真希さん。普段気づかない体の動かし方や、皆で想像しながら動いてみることで、動きを通じて身体と心をほぐしていくワークショップです。
今回はペアとなる方々を広く松江市周辺から募集し、出会いやコミュニケーションを含めて楽しく身体を動かすワークショップとなりますので、ぜひお気軽にご参加ください。

【内容】
『プロダンサーが開く! 身体と心をほぐすダンスワークショップ』
日時:2017年12月13日(水) 18:30~20:30(受付開始18:00)
会場:島根県民会館 2F 第1・2多目的ホール     
講師:田畑真希     
料金:無料
その他:ペア15組(30名)で開催いたします。お申込みの方は、ペアのご家族やご友人がいらっしゃればその方もあわせてお申込みください。(必ずペアの方と一緒にお申込みでなくてもかまいません。お一人やご家族の皆さまでの参加も歓迎しておりますので、お気軽に相談ください)

【ワークショップの流れ】
※流れは当日の雰囲気等で若干の変更がある場合がございます
●ウォーミングアップ
 皆で輪になって隣の人の背中をさすったり、肩をもんだり、ストレッチをして身体をほぐします

●イメージを体で表す
 田畑さんが伝える「10、50、70」などの数字を聞いて、大きな数には手を広げ背伸びをしたり、小さな数には膝を曲げたり寝転んだり。そこからいろいろなイメージを自分なりに身体を使って表現します。

●ペアワーク① 指先を合わせて踊ってみる
 自分と相手の人差し指を合わせ、片方がリーダーとなって自由に動いてみます。相手は指先の感覚だけを頼りに、誘導されるまま身体を動かします。その後は交代したり、リーダーを決めず、互いが誘導しあいながら自由に動いてみます。言葉を使わず身体の動きのみに集中しながら、相手と対話します。

●ペアワーク② 身体のいろいろな部位を合わせて踊る
 ペアを替えて互いの小指や親指、肩ひじを合わせて離さないようにし自由に動きます。相手の腕をくぐったり、ストップしてみたり。互いの動きに合わせて身体を自由に動かしてみます。

●ペアワーク③ ポーズをとって踊ってみる
ペアの一方が思い思いのポーズをとり、それを相手が視覚に頼らず触るだけで想像して真似をします。交代しながらイメージが膨らんでいき、次第に身体が自由に解放され、独創的な踊りになっていきます。

●ひとりで踊ってみる
 ペアワークが終わると今度は自由に一人で踊ってみます。思い思いに身体を動かしながら普段あまり動かさないところや感覚を楽しみながらダンスをします。

【参加された視覚障がい者の方の感想】
参加するまではどんなダンスか不安もありましたが、参加してみて創造しながら身体を動かしたり、皆さんと一緒に踊ったりする楽しさが分かりました!ぜひ皆さんも一緒に踊り、その楽しさを実感しませんか!!

申込方法:氏名、年齢、性別、住所、連絡先電話番号、ペアで申し込まれる場合はその方のお名前と年齢を下記の島根県民会館(担当:福間)メールアドレスにお送りください。

メールアドレス:skk@cul-shimane.jp

【お問合せ】
島根県民会館 文化事業課 担当:福間 Tel.0852-22-5508

【講師:田畑真希プロフィール】
ダンスカンパニー「タバマ企画」主宰。3歳からクラシックバレエを始める。高校生の頃、トゥシューズを履いて踊ることに疑問を感じ、更なる表現を追求するため、桐朋学園短期大学演劇科に入学し、演劇、日舞、狂言、アクロバット等様々な表現を学ぶ。紆余曲折を経てコンテンポラリーダンスの世界へ。
2007年より振付家としての活動を始める。横浜ダンスコレクションR2009にて「未来に羽ばたく横浜賞」、「マスダンザ賞」をW受賞。滑稽なまでにガムシャラに、ユーモアを散りばめながら丁寧に時間を紡ぐ作風には定評があり、7ヵ国13都市にて作品を上演し好評を得る。
近年では、日本女子体育大学や関東学生舞踊連盟等に作品を提供する他、シンガポールやドイツ等海外でもワークショップを展開し、国籍、性別、年齢、経験などの差異を超えて、誰もが一緒に楽しみながら出来る身体表現の促進を目指す。
以上です。
三輪 利春&アラン