松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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古代出雲歴史博物館でバリアフリー研修を実施させていただきました!!

2017年03月03日 12:05   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
さる、2月21日に、古代出雲歴史博物館で、アテンダントの方を対象に障害のある方への対応について研修会をさせていただきました。
古代出雲歴史博物館は、出雲大社の隣りにあります。古代出雲の時代に制作・製造されたであろう銅鐸・銅矛・鏡や古代出雲大社の模型や各時期に応じて展覧会などを実施して広く出雲地方の成り立ちや変遷を紹介しています。
一般の観光客はもとより、障がいのある方もたくさん訪れる施設です。
当日は、休館日でアテンダントの方は朝から研修されていたようです。午前は、AEDの使用体験をされたとの事でした。
私たちは午後に2時間ほどの時間をいただきました。
今回の講師は松江/山陰バリアフリーツアーセンター長の川瀬、車いすユーザー1人、聴覚障碍者1人、視覚障碍者で盲導犬ユーザー1人、そして視覚障碍者で白杖ユーザーの5人でした。
研修会では、講師5人がそれぞれの障がい者の対応で気をつけてもらいたい事などのが話をしました。
聴覚障害のあるスタッフは、長文を話すことは難しいため、川瀬センター長が代読しました。
その後簡単な挨拶の手話をしましたがアテンダントの方は既に手話は出来る方もいらっしゃいました。聴覚障がい者は誰でも手話で全部会話するのではなく、細かいところは筆談の方が理解し易いなどの話でした。
視覚障がい者も前項と同様で点字が読める人は1割程度で様々な見え方があり、何をサポートしてもらいたいかをまず、聞いてから行う事や黒の背景に白い文字はロービジョンの人には有効など、また、盲導犬の対応では排泄の場所を予め決めておいてそこに案内するなどの話をしました。
最後に、車いすユーザーが車いすの操作方法を説明しました。今日、初めて体験の方もいらっしゃったようで、おっかなビックリで触っていましたがすぐに慣れたようで、自信がついたように感じました。
また、アイマスク体験と視覚障がい者の手引きを体験していただきました。とても上手でしたが、怪談やトイレの誘導までは時間の関係もあり出来なかった事が私としては心残りでした。
それはそれとして、何と言っても心のバリアフリーが前提です。こちらのアテンダントの方は少しでも知識を習得しようとして、熱心に研修をされていました。
障がいをお持ちの方も安心して、こちらの施設を利用して下さい。きっと、この施設に来て良かったとの感じられると確信した、一日になりました。
松江/山陰バリアフリーツアーセンターでは、しまね、鳥取県の観光また、各施設の職員の方を対象とした研修を行っています。詳しくは下記までご連絡下さい。
松江/山陰バリアフリーツアーセンター/ サポート団体情報/全国バリアフリー旅行情報
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