松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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11月14日は68年ぶりのウルトラスーパームーンが出現します!

2016年11月11日 14:34   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。
神代の昔から、人は太陽を眺めながら時刻を測定したり、月の満ち欠けで月日を数えたりしてきました。地球から月を見るとウサギが餅をついている姿(?)に見えます。どうして、毎日、何年経っても同じ姿なのか不思議に思った事はありませんか?
地球も月も静止している?そんな事ないですよね。少なくとも地球は自転しています。というと月も地球と寸分狂わずに自転していると考えざるを得ませんね。しかも、月の大きさは、地球の4分の1ですからかなり早い速度な訳です。地球と月の誕生の秘密は世界中の科学者が研究しています。
さて、今年、2016年はスーパームーンを超えた「ウルトラスーパームーン」になるそうです。
皆さまは、ご存じのように「スーパームーン」とは、月が地球に最接近したとき(の前後)に生じる満月のことですね。
2016年は、11月14日(月)の満月がスーパームーンになります。ただのスーパームーンではありませんよ! 
月と地球の距離がぐんと縮まって、68年ぶりの近さになるという訳なんです。スーパームーンを超えた「ウルトラスーパームーン」といえます。
月が地球を周回する軌道は楕円のカタチをしていて、月は公転しながら地球に近づいたり遠ざかったりしています。地球から月までの平均距離は約38万km、月が一番地球に近づくときは約36万km、一番遠ざかるときは約41万kmです。
2016年11月14日の場合、月と地球の距離は35万6509kmになります。これは、1948年1月26日の35万6461km以来の近さになります。
そんなに違わないじゃないの?とお思いかもしれませんが、取りあえず近いという事です。
ちなみに、今年くらい月と地球が近づくのは、18年後の2034年11月26日です。その距離は
35万6500kmをきって、35万6400km台になります。
今年のスーパームーンは、月と地球の距離をフォーカスしたことで、68年ぶりという特別感がプラスされました。
けれど、スーパームーンは天文学の用語ではなく、学術的な定義は存在しません。満月をスーパームーンと呼ぶ、距離の値がはっきりと決ま
っているわけではないのです。そのため、さまざまな解釈をすることができます。
そのなかでも、11月の満月は“エクストラスーパームーン”といっているので、やはり注目すべき月であることは間違いないでしょう。
11月14日は、この時刻に注目ですよ!
天体はつねに動き続けているので、月と地球の位置関係も刻々と変化しています。月が地球に近づくときも、満月になる瞬間も時刻で示せます。
11月14日、月が地球に最接近するのは20時21分です。そして、満月をむかえてウルト
ラスーパームーンになるのが22時52分。この時刻に夜空を見上げれば、ウルトラスーパームーンになった瞬間に立ちあうことができます。
同時刻、月は見やすい高さに昇ってきていますから、方角を気にする必要はありません。夜空に惑星や星座を探すの
にはコツがいるものですが、月は誰でもすぐに見つけられる天体なので、気楽に空を見上げてみましょう。
スーパームーンは平均的な満月と比べて、約30%明るく、約14%大きく見えるといわ
れています。11月14日も同様ですが、体感としてはもっと明るくて大きく見えるかもしれません。
明るさも大きさも最大となる訳ですので、これからのお月見の尺度にしてください。
雲が出ない事をお祈りします。ぜひ自分の目で確かめてみてくださいね。