松江/山陰バリアフリーツアーセンター
総アクセス数:13097350
今日のアクセス数:2019
昨日のアクセス数:5822

出雲市の壱畑薬師で面影の味八雲定食が期間限定で発売!

2015年11月10日 14:15   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハウル@矢野です。
今回は、松江ゆかりの文豪・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が松江滞在中、「目のお薬師さま」として知られる一畑薬師に参拝したエピソードにちなみ、門前町の商店でつくる一畑薬師観光協会が八雲の好物などを集めた特別メニューを考案したという話題です。
八雲の好物とは、何だったのでしょう。何でも卵と出雲そばは聞いた事がありますがその他には詳しく知りません。
没後111年を記念し「1」が並ぶ11月11日から、5日間限定で参道内の飲食店3店で提供する企画です。一般的に広く知られていなかった八雲と一畑薬師との関わりを掘り起こし、地域活性化につなげようとのことです。
八雲は、16歳のときに事故で左目を失明し、右目の視力も弱く、来日時は0・05以下だったとされています。
また、来松時に宿泊した大橋川沿いの富田旅館の女中さんが目が不自由だった事もあったようで余計に興味を持ったようです。
そもそも壱畑薬師は、海から薬師如来像を引き揚げたのが始まりとされています。
創開は平安時代、寛平6年(894)まで遡ります。
ひとりの漁師が海から薬師如来像を引き揚げて、お祀りしたのが始まりです。その後、盲目の母の目が開いたり、戦国の時代に幼い子どもたちの命が助かったりしたことから、目のお薬師様、子どもの無事成長の仏様として、広く信仰されています。 薬師本堂をはじめ、八万四千仏堂、観音堂、十六羅漢堂などが鎮座しています。
壱畑には、『お茶湯(ちゃとう)』と呼ばれる特別なお茶があります。境内の薬草畑『一の畑』で採れたお茶の葉を煎じ、一畑山に湧き出る清水で淹れ、薬師如来にお供えして、ご祈念したもの。創開当時から、万病に効くといわれ、ことに眼病を患っている人は、まぶたの上にお茶を塗り、両手を合わせてご真言を唱えていただくことで、目を守ってくださると伝えられています。
【アクセスについて】
●一畑電車北松江線伊野灘駅から車で約20分又は壱畑口駅よりイエローバスも運行しています。
施設住所は、島根県出雲市小境町


特に目を守っていただきたい方は、このお茶湯を目につけてご利益を受けられます。(まぶたにつけて下さい) 両手を合わせ、ご真言を唱えながらいただいてください。
幼少時の水木しげる少年も、のんのんばあに連れられてお参りしました。また、目玉おやじのブロンズ像が3体あるそうですので見つけて見て下さい。
目に自信のない方は一度ご参拝した方が良いかもしれマせんよ。