旅のコミュニティニュース　3月13日号

寒さの中にも、ホンノリ暖かさを感じる松江市です。

有限会社いやタクシー　東出雲観光バスが、
松江市内で初めてリフト付き観光バスを導入されました。
このバスには、車いすを６台乗せられます。

３月６日にくにびきメッセで、
バリアフリー研修を開催してくださいました。
講師として、プロジェクトゆうあいのメンバー６人が行きました。
進行役として代表理事の田中隆一、電動車いすユーザーのスタッフ、
聴覚障がいのあるスタッフ、視覚障がい者で盲導犬ユーザーとして理事の三輪利春、
視覚障がい者で白杖（はくじょう）ユーザーとして私、
そして血管の病気を抱えるスタッフが参加しました。
対象は、東出雲観光バスのドライバーの方約３０人でした。
２部構成で第１部はくにびきメッセの小ホールで座学、
第２部は駐車場に出てリフト付きバスを使った乗り降りを体験していただきました。

第１部では、体験を交えながら講師全員が話をしました。
車いすユーザーは、持ち上げ方など車いすの扱い方と、
車いすから車いすへの移譲の仕方を伝えました。
私は、手引き（視覚障害者の誘導）を参加者にしていただきました。
盲導犬ユーザーは、盲導犬の実演をしました。
聴覚障がいのあるスタッフは、
筆談ボードの紹介と、あいさつの手話講座をしました。

第２部では二つのグループに分かれました。
第１グループは、リフトを使って車いすユーザーをバスに乗せました。
第２グループは、
視覚障がい者二人を階段のある入口からバスに乗せていただきました。

空いた時間に、リフトに乗りました。
揺れが全くなく、あっという間に乗車できました。
シートの座り心地が良く、
座席の脇にはスマホを充電できるようにusb端子が付いていました。

当日は雨でしたが、車外ではかさをさしてくださり助かりました。
参加者のみなさんが、積極的に取り組んでいただきとても嬉しく思いました。
東出雲観光バスのみなさん　誠にありがとうございました。
下にホームページを貼り付けます。
http://higashiizumokankou.jp/

それでは「旅のコミュニティニュース　３月１３日号」をお届けします。

●「島根県 : 旬しまね　島根の自然　見ごろ情報」
としまるさんから、
島根県内自然の見頃を掲載しているサイトの紹介です。
春は行楽シーズンですので、
どうぞご活用ください。
「島根県 : 旬しまね　島根の自然　見ごろ情報」
http://www.barifuri.jp/sns/blog/articles/5093

●「出雲大社の裏山の銅鉱脈は何を伝えているのか？！」
松江/山陰バリアフリーツアーセンターのハダル@矢野から、
出雲大社周辺で発見された銅山跡の紹介です。
来月に発行する「てくてく日和山陰」では出雲大社について紹介する予定ですので、
この記事と合わせてご覧ください。
「出雲大社の裏山の銅鉱脈は何を伝えているのか？！」
http://www.barifuri.jp/sns/blog/articles/5100