一言コメント:
呉バリアフリーツアーセンターは、広島県呉市の「NPO法人呉サポートセンターくれシェンド」のスタッフが自主運営しているツアーセンターです。呉市内の観光バリアフリー情報の発信や、相談業務などを行っています。
法人事務の傍らで運営している小さなツアーセンターですが、たくさんの方に呉に来ていただくことができるように頑張っていきたいです。
日ごとに寒くなってますね、瀬戸口です。
さて、今日の話題はトヨタ自動車が発売したタクシーについてです。
10月23日、トヨタ自動車は新型タクシー車両「JPNタクシー」を発売しました。
http://toyota.jp/jpntaxi/
詳しいことはトヨタ自動車さんのサイトをご覧いただくとして
この車両の最大の特徴は、ユニバーサルデザインを採用し
高齢者も、旅行者も、車椅子も、運転手さんも、皆に使いやすくなっていることです。
車椅子利用の瀬戸口としては、出来る限り誰でも同じ車両に乗れるようになったことを
喜びたいと思います。というのは、この車、客席の跳ね上げとスライドドアで
サイドから車椅子のまま乗り降りできる作りになっています。
これまで、車椅子用タクシーといえば、1BOXでカーゴドアから「積み込まれる」ことが
当たり前でしたからね。この車では、老若男女、車椅子でも出来る限り
「同じように」乗り降りできるようになります。
これまで、車椅子の載せ降ろしに苦労していた運転手さんも
折りたたみや展開、トランク扉のゴムバンド結束がなくなって楽になります。
さらに、車椅子を乗せてもゆとりある空間にしたことで
大きなスーツケースを持った旅行客も楽々乗れるようになります。
セダンでは、トランクに燃料タンクがあり、スーツケースが積みにくく
車内に持ち込むと足元狭かったですよね。
まずはオリンピックのある首都圏から普及が始まるでしょう。
今後の広がりに期待したいと思います。
朝晩冷え込むようになりましたね。瀬戸口です。
秋の行楽シーズン、楽しんでますか?
今日のテーマは「ガイドブックと仲良くする方法」です。
書店にいけば、国内・海外共に多くのガイドブックが売られています。
また現地で手にするパンフレットにも「モデルコース」が掲載されています。
時々、こういうものを眺めては、気になることがあります。
それは「モデルコース」の周遊ポイントが多すぎることです
大抵そういうものは、「ぜひ行っておきたい」というポイントを網羅しています。
モデルコースの通りにまわると「おいしい」のですが、
結構疲れます。
特に、市区町村をまたぐような観光ルートの場合は
一回の旅行につき、モデルコースの半分くらいが
無理なくまわれるとおもいます。
旅行って結構一箇所で時間がかかるものなんです。
それでいいんです。
モデルコースも、無理に地域全体を網羅する必要はないと思います。
モデルコースに無理やり組み込まれるよりも、
どうしてもそこに行きたいと言ってもらえる目的地に
なりたいな、と思います。