松江/山陰バリアフリーツアーセンター
総アクセス数:13045328
今日のアクセス数:2909
昨日のアクセス数:6158

松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

島根県立美術館でクローン文化財展13日から開幕します!

2018年07月09日 15:34   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)


ハダル@矢野です。先週は、日本列島の西日本から東海地方にお住まいの方は特に大変な被害がありました。被害にあわれた方には一日も早い復興をお祈り致します。幸いにもこちら松江では雨は続いたものの被害は最小で済んだのではないかと思います。宍道湖に浮かぶ嫁が島は陸地のほとんどが沈んでしまいました。
さて、今回は、最新の科学技術と伝統的な芸術の技法によって制作した高精度な複製文化財を展示する「東京芸術大学クローン文化財展 甦(よみがえ)る世界の文化財~法隆寺からバーミヤンへの旅」が、13日から松江市袖師町の島根県立美術館で開かれます。
展示数は77点。展示の中心は、国宝「法隆寺釈迦(しゃか)三尊像」や、爆破された「バーミヤン東大仏天井壁画」、北朝鮮の世界遺産「高句麗古墳群江西大墓」など、シルクロードの文化を象徴する遺産のクローン。本物は失われたり、簡単には見られなかったりするものばかりです。
シルクロードを撮り続けた松江ゆかりの写真家、並河萬里さんの写真を並べるほか、遺跡現地の音や香り、映像も加えて臨場感を高めるとの事です。
美術品のクローンもある。フランス・オルセー美術館のゴッホ「自画像」やセザンヌ「台所のテーブル」など油彩画、米ボストン美術館の世界一美しいとされる浮世絵をリアルに再現している。
クローン文化財の技術は松江市出身で東京芸大名誉教授の宮廻正明さんらのチームが開発。
東京芸大と山陰中央新報社などでつくる実行委員会が主催し8月26日まで。入場料は一般前売り800円(当日1千円)、小中高校生は当日のみ500円。
視覚に障害のある方にも触ったり、また臨場感たっぷりの音楽などリアルに楽しめる展示会です。ご都合のつく方はここ山陰では二度とない企画展ですので是非、起こし下さい。

○詳しくは下記までお問い合わせ下さい。
島根県立美術館
〒690-0049 島根県松江市袖師町1-5
TEL:0852-55-4700 FAX:0852-55-4714
http://www.shimane-art-museum.jp