松江/山陰バリアフリーツアーセンター
総アクセス数:13050735
今日のアクセス数:4096
昨日のアクセス数:5406

松江/山陰バリアフリーツアーセンター の活動状況や、各種お知らせを掲載します。

どうして豆まきをするようになったのでしょうか?

2017年02月03日 15:06   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハウル@矢野です。
太陰暦を使っていた頃には今夜が歳とりの夜になります。そうです。数え年で年齢をいっていた頃の事ですね。昔は節分は立春、立夏、立秋、立冬の前の日はすべて季節を分けるのですから、節分でした。明日から春という前の立春だけを節分というようになりました。
年越しにあたる節分の夜は、一年の中で陰から陽へと秩序が最も変わる日とされ、このような日には、普段姿を隠している鬼や魔物が出現しやすいと考えられていました。豆まきは、それらを追い払うための行事です。
では、どうして鬼はあんな格好なのでしょうか?
鬼というのは邪気の象徴です。「おに」という日本語は「陰(おん)」に由来します。「陰」とは目に見えない気、主として邪気のことをさし、それが「おに」なのです。また、隠れているこわいものとして「隠人(おんにん)」が変化したという説もあり、形の見えない災害、病、飢饉など、人間の想像力を超えた恐ろしい出来事は鬼の仕業と考えられていました。
また、鬼が住むのは鬼門である丑寅の方角なので、鬼は牛(丑)の角と虎(寅)の牙を持ち、虎の皮のふんどしをしているのです。(※ヒョウ柄ではありませんからお間違えのないように)
どうして大豆をまくのでしょうか?
大豆は五穀のひとつで穀霊が宿るとされており、米に次いで神事に用いられてきました。米よりも粒が大きく、穀霊で悪霊を祓うのに最適であることや、魔の目(魔目=まめ)に豆をぶつけて魔を滅する(魔滅=まめ)にも通じます。また、昔々、京都鞍馬山に鬼が出たとき、毘沙門天のお告げによって大豆を鬼の目に投げつけて退治したという話もあります。
ただし、豆まきに用いられる豆は炒り豆でなくてはいけません。これは、生の豆を使って拾い忘れたものから芽が出てしまうと縁起が悪いとされているからで、「炒る」が「射る」にも通じます。つまり、「魔目」を「射る」ことで「魔滅」となるわけです。大概、節分用に市販されている大豆は炒ってありますが、一応ご注意ください。
最近では、コンビニで広まった?「恵方巻き」を食べるのが豆まきに変わってきました。第一に床に巻いたものを拾って食べると汚いとか大声で、「鬼は外!」は近所迷惑だし、恥ずかしいのも多分に影響しているのでしょうね。しかも、吉方を向いて一言も発せずに食べるのですから現代向きかもしれませんね。
ちなみに、今年の吉報は「北北西」だそうですよ。時代の変化で行事も変わるのも致し方ないのかもしれませんが、由来についてはきちんと次の世代に伝えないとね!



「神管理」の域に達した安来市の足立美術館14年連続1位に!!

2017年02月02日 14:00   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)

ハウル@矢野です。先週の降雪は山影に若干の雪を残すだけとなった松江市です。
今日も北西の風が寒く吹きつける中、堀川遊覧船は冷たい川面を見るからには寒そうですが、実は船にはコタツがあり、あったかいんだよなあ。などと横目で遊覧船を見送っていたお昼休みの時間を過ごした私です。
さて、米国の日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」が選ぶ平成28年の日本庭園ランキングで、島根県安来市の足立美術館が1位に選ばれ、同美術館が31日発表しました。
平成15年の第1回から14年連続で1位を維持しています。日本国内の庭園約900カ所を対象に、世界各国の庭園・造園の専門家ら30人で選考。開館以来無休で庭園を維持してきた技術水準の高さを「神管理」などと評価したとの事です。
 2位は桂離宮(京都市)、3位は山本亭(東京都)で前年と同じ。だったそうです。
この世界には全くうとい私でもわかります。足立美術館は年中無休で開館していながら、いつ整備をしているのか不思議です。勿論、造園管理専門の人はいるとは思いますが、全庭園を管理するのは難しいはずです。いつかテレビでどんな管理をしているのかとのインタビューにスタッフ全員に事細かく作業分担がされていて小さい異変も見逃さない仕組みになっているとか。それにしても「神がかった管理」ですよね。2位の桂離宮の上なのですからすばらしいとしか言いようがありませんね。
松江市・米子市からは約20㎞にありますので、山陰にお越しの際には是非ご覧下さい。
詳しくは下記URLよりアクセス下さい。
足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART
https://www.adachi-museum.or.jp/



今年もカニがお安くお腹いっぱい食べられますよ!!

2017年02月02日 11:43   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
コメント(0)


ハウル@矢野です。
2月に入り、日暮れの時間が少しずつですが伸びてきました。明日は節分、明後日は立春と暦の上では春ですが、寒さはこれからが本番?です。
2月は如月(きさらぎ)といい、着物をもう一枚重ね着する?とか。

さて、今年もご期待に応えて、山陰の冬の味覚・カニが気軽に食べられる、冬季限定の「かに小屋」が松江市で1月28日からはじまりましたよ!
観光客が少なくなるこの時期にと始まった「かに小屋」も今年で、4年目?となり、知名度も増して年々数十パーセント増ともう松江の冬の風物詩となりました。
かに小屋は広島の「かき小屋」と同じように、毎年冬になると出現するお店です。山陰の高級魚介類が市場価格よりも安価でお得に食べられます。但し、お店は倉庫にビールのケースの椅子だったりセルフサービスだったりと安くするのには訳ありです。しかし、そんな事よりもくいしん坊の我々にはありがたいイベントである事には間違いありませんかんたんふ
かに小屋では、旬を迎えた松葉ガニ(時価2500円~3900円)・紅ズワイガニ(時価1000円~2000円)のほか、サザエやホタテなどもいただけます。ご自分の好みの焼き加減でお食べ下さい。

今年は、1月28日~2月28日までの1か月間、松江港管理所1階(地図)にて実施(営業時間は11時~22時)。

予約・問い合わせは、松江冬季観光誘客プロジェクト(090-4100-6942 ※店舗電話)まで。