松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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島根県奥出雲町にはたたらがもたらした食文化があります

2017年11月02日 14:41   松江/山陰バリアフリーツアーセンター
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ハウル@矢野です。台風が2週連続で日本列島を襲いました。被害に遭われた方にはお見舞いを申し上げます。
今年も早い物であと2ヶ月を残すのみとなりました。
さて、今回は、島根県奥出雲にはたたらが残した食文化があるという話題です。
この季節になると 奥出雲町を訪れるのが楽しみになります。お目当ては、山波の紅葉はもとより、特産品・仁多米(コシヒカリ)の新米です。もちもちして、うま味が広がるのが特徴です。
さらに11月上旬になると、新そばも加わります。
国内で数少ない在来種のそばの中でも、横田小そばと阿井小そばは同町だけに育つ厳選品です。出雲そば通の方なら当然にご存じですね。
両品種とも、一般的なそばの品種より収量が少ないものの、たぐると、歯応えがあり、香りと甘味が強いのに驚かされます。
とりわけ、横田小そばは他品種と交配が進み、一時的に姿を消したが、保管されていた種子の活用や、わずかに栽培していた農家の手助けで復活し、大切に育てられています。
実は奥出雲を代表する秋の味覚の
仁多米とそばはともに、たたら製鉄と縁が深いのです。
水流の力で山を削って、原料の砂鉄を採取した跡地が棚田に再生され、米が栽培されています。
そばはたたらで使う炭を焼くために木を切った後、焼き畑をしてそばの種をまいたと聞いています。
江戸時代、松江藩の鉄山師を担った同町の櫻井家には、たたらとそばの結びつきを連想させる器が残されています。。
輪島塗の椀(わん)は殿様専用で赤漆の四角い器は上客用、25人前の一組は家で
の普段使い。
単に鉄を造るだけにとどまらず、米やそば作りにもつながったたた
ら製鉄。来訪者に秋の味覚を楽しんでもらう際に食文化の歴史を示し、魅力をさらに
高めたいものです。
今月の終わりごろには新そばが登場するのが楽しみですね。